2019年3月19日。
100歳越えの元気ご長寿が食べている、”長生き朝ごはん”が紹介されました。
朝ごはんは毎日決まったメニューを食べることが多いので、実はとても大事。
4つの体の不調を改善する長生き朝ごはんとは?
・高血圧
・高血糖
・骨の衰え
・筋肉の衰え
高血糖に七分づき米
ご長寿の朝ごはんメニュー
101歳のお元気ご長寿の朝ごはんが紹介されました。
一人で電車に乗ってお買い物に行ったり、毎日ピアノを弾いたり、健康診断でも異常がないという超お元気な方。
- 玉子焼き
- 黒豆に煮物
- 鰹の角煮
- 焼海苔
- 味噌汁(赤味噌・ネギ・豆腐・ほうれん草・かぼちゃ)
- ご飯(七分づき米)
七分づき米
高血糖値に効果的な食材は、七分づき米。
精白米は、玄米の皮などをほとんど取り除いたもの。七分づき米は、玄米の皮などを約7割取り除いたもの。
街のお米屋さんで「七分づきで」と注文すれば買うことができます。
血糖値を気にする方は、パンとご飯ならご飯がオススメ。パンよりも消化吸収が遅く、血糖値の上昇が遅いため。
七分づき米は、食物繊維が豊富。
食物繊維が体内に入った糖質を包み込み、腸から糖質の吸収を防ぎます。
食物繊維豊富な焼海苔との組み合わせで、さらに糖質の吸収を抑えます。
30年産 100% 熊本産 特別栽培米 コシヒカリ 10kg (5kg×2袋) 阿蘇指定 (7分づき(精米後約4.65k×2))
高血圧にカリウム
ご長寿の朝ごはんメニュー
ご夫婦そろってお元気なご長寿の朝ごはんが紹介されました。
朝からしっかり召し上がります。
- ご飯
- 味噌汁(里芋など)
- 梅干し
- 大根の酢の物
- 納豆
- 塩鮭
- 白菜と大根の漬物
- わかめときゅうりの酢の物
- ほうれん草のおひたし
わかめ・納豆・里芋・ほうれん草
高血圧予防にはカリウムをとる事。
わかめ、納豆、里芋には、カリウムが豊富。
ほうれん草にもカリウムが多く含まれますが、水溶性のため茹でると逃げてしまいます。
ほうれん草は蒸し焼きか、汁ごと飲める味噌汁がオススメ。
筋肉の衰えに肉×バナナ
ご長寿の朝ごはんメニュー
89歳でもジムで筋トレしている、ご長寿女性が紹介されました。
72歳で筋トレを開始、89歳でも続けています。
- 麦ごはん
- 佃煮
- もずく酢
- ブロッコリー
- アスパラガス
- 人参
- 菜の花
- プチトマト
- 牛ロース
- 玉ねぎ
- バナナ(はちみつがけ)
牛肉×バナナ
肉類にはタンパク質が豊富。筋肉を効率よく作ります。
バナナのビタミンB6は、タンパク質が効率よく、筋肉になることをサポートします。
ビタミンB6は、胃の中でタンパク質を細かく分解し、腸でタンパク質が吸収されやすくなります。
骨の衰え
ご長寿の朝ごはんメニュー
90歳で現役パン屋さんという、元気なご長寿の朝ごはんが紹介されました。
- ご飯
- 納豆
- 高野豆腐と里芋の煮物
- トマト
- 鶏肉
- 人参かぼちゃ大根のみそ煮
- 牛乳
牛乳×納豆
この方は、納豆ご飯に牛乳をかけて食べていました。
ちょっと衝撃の組み合わせですが、実は骨を丈夫にする、理にかなった朝ごはん。
カルシウムが骨に取り込まれるためには、ビタミンKが必要。
納豆にはそのビタミンKが豊富です。
抵抗がある方は、温めた牛乳に出汁や醤油で味付けして、納豆ご飯にかけましょう。
廣田孝子先生
健康長寿の朝ごはんを教えてくれた、廣田先生。
食材の栄養がよくわかる本を出版されています。
カラダによく効く 食材のはなし 身近な食材の成分や効果がよくわかる [ 廣田孝子 ]
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