2020年3月4日
世界の風邪の予防法をくらべてみたら?
日本で1番風邪をひかない県は、和歌山県と山梨県。
和歌山県は南高梅、山梨県は甲州小梅の生産量日本一。
梅干は1日1粒食べれば医者いらずと言われます。
クエン酸で、疲労回復、免疫力増強が期待できます。
和歌山県では、梅干をお茶に入れたり、煮魚に入れたりもします。
ロシア
1~2月の平均気温は約ー10度(東京は約5度)。
世界一寒い地域、ロシア・サハ共和国は、最低気温ー71.2度のギネス記録を持っています。
一日中ー30度以下。
野外の市場では、商品はどれも凍っています。
ナストイカ
ナストイカは、家で作る風邪薬。
風邪に効くものを混ぜたウオッカで、家庭で味が違います。
ある家庭では、ウォッカにショウガとハチミツとレモンの皮を混ぜたもの。
別の家庭では、薬草を混ぜています。毒部のトリカブトも少量なら薬になるのだよか。
毒性を抑えたトリカブトは、血液循環の改善などに有効とされる漢方薬。
薬草学を熟知した方だから作れるもの。マネしちゃダメですよ。
モルジ
風邪予防法モルジとは、健康のために凍った川に入ること。
モルジ=セイウチ
風邪予防のため氷水に入る人たちを、セイウチに例えモルジと呼ぶようになりました。
水温は0度。-40度で着替え。
眠った免疫力を叩き起こして、風邪をひきにくい体にするのです。
子どもでもー40で水浴びします。
日本人スタッフが入ったところ、身体中から湯気が止まらなくなり、寒くなくなったそうですよ。
インド
インドは年間を通して温暖。
デリーは最高気温18度、最低気温7度と、寒暖差が激しい地域。
マサラ
風邪が15分で治る!?
マサラはスパイスのこと。
クローブは、殺菌、痛みを抑えるスパイス。虫歯にも効きます。
風邪用のカレーにして食べるそうです。
効果を出したりスパイスは最初に炒めるのがポイント。
スパイスに風邪の症状を緩和する働きは認められると言います。
咳用のカレー…喉にいいクローブ・胡椒・マスターシードを多め。
熱の風邪用…フィネグリークの葉が多め。
胃腸の風邪用…フェンネルシードという甘みのあるスパイスが多め。
スートラネティ
ヨガの一種。
鼻からひもを入れて、それを口から出します。
目と鼻と耳の洗浄ができ、風邪を予防できます。
涙や鼻水が出て、悪い菌を追い出してくれるとか。
週一回やれば、風邪はほとんどひかなくなるそうです。
鼻うがい(ジャラネティ)の発展系。
過度な刺激は粘膜を傷つけるかもしれないので、気を付けてくださいね。
まとめ
風邪くらいでは病院に行かない国も多いみたいですね。
モンゴルでは「チャチャルガン」を飲むそうです。
モンゴルやチベットなどに自生する植物の実で、喉の痛みなどに効果があると言われています。
匂いは味噌を発酵させたような? 味は美味しいみたいですよ。
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