マツコの知らない世界 地元パンの世界
今、熱い注目を集めている「地元パン」
ブームの火付け役で、全国500種類以上を食べ歩いた甲斐みのりさんが登場。
マツコさんが「いい顔のパン」を食べまくります。
千葉県千葉市出身のマツコさん。千葉のパンに興奮気味。
マツコの知らない世界 地元パンの世界
地元パンの定義
甲斐さんにとって、「戦後すぐに創業したパン屋さんが、長年作り続けている」が定義。
一つの店で多様なパンを作るのは、日本だけの独自の文化だと語ります。
第2次世界大戦後、学校給食制度が始まり、様々な業種の人がパン作りの参入したのだそうです。
パンを語る甲斐さんは、「みんないい顔している」と嬉しそう。
地元パンの楽しみ方は、
- 地元の牛乳と一緒に食べる
- 看板の写真を撮る
- ご主人に話しかける
厳選地元パン
ホットドック 東京堂パン国分店(福岡県久留米市)
167円
妄想力を働かせて生まれたパン。キャベツのマヨネーズ和えとプレスハムをはさんだ惣菜パン。
「食べたことないのに、懐かしい」ってマツコさん。
ホット=暑い、ドッグ=犬なので、犬が暑くて舌を出している様子を表現して作ったそうです。
マツコさんは「ある意味キセキですよね」
ネギパン 高岡製パン工場(熊本県熊本市)
200円
無茶なリクエストから誕生した熊本名物。
柔らかな食感の生地に、熊本産の葉ネギを練り込んでします。
パンの中にはネギとかつお節。ソースで味付けしお好み焼き風。
パンとかつお節は合うのですって。
高校購買部で「ネギ嫌いな友達のために、ネギに気づかないパンを作ってほしい」というリクエストがあり、作ったそうです。
らくのう牛乳(熊本らくのうマザーズ)と一緒にいただきました。
バラパン なんぽうパン(島根県出雲市)
130円
自然の美しさを再現したポエティックパン。キレイなバラの形をしています。
花が好きな職人がバラの美しさに感動し、花びらを再現しようと作りました。
繊細な美しさを表現するため、手作業でしか作れません。
1日2000個手作業で、大変!
白バラコーヒー(大山乳業農協)と一緒にいただきました。マツコさんはつぶして食べていました。甲斐さんは「し、新鮮…」ってつぶやいていました。
シンプルで美味しい。
(地域限定送料無料)なんぽうパン バラパン 18コ入り (4975636310051x18k)
平和パン メロンパン(広島県呉市 )
180円
長崎のカステラと広島のパンで平和パン。
シンコム3号 イケダパン(鹿児島県始良市)
90円
昭和39年世界初の静止衛星打ち上げに感動して開発。
パッケージには衛星のイラストが。
なかよしパン ぐしけん(沖縄うるま市)
340円
とても大きいパン。家族で分けて食べるから「なかよし」
戦争から自分が帰ってきたことから、無事帰れるようにカエルのキャラクターを考えました。
名前は「しゅういちくん」店主の名前、そのまんま。
地元パンミステリー
長野牛乳パンのパッケージはなぜそっくりなのか?
牛乳パンは、フカフカのパンに甘い牛乳クリームをはさんだ地元パン。60年間、長野全域で売られています。
乳白色のパッケージに青い文字。違う店でも似たようなパッケージです。ややゆるめのイラストも似ています。
小林製菓舗の方の話では、子どもの成長を促すため、栄養価の高い牛乳パンが注目され、パン組合が牛乳パンを広めたとのこと。その時にパッケージも広まったそうです。
描かれている男の子の絵は、かねまるパン店の御主人がモデルという謎も解けました。
出来立て地元パン
ポテチパン
神奈川県横須賀市 ワカフジベーカリー 124円
もったいない精神から生まれた横須賀名物。
出来立てが美味しいので、マツコさんのためにベーカリーの方がスタジオに来てくれました。
具は、キャベツとポテトチップスを混ぜマヨネーズと塩コショウで味付け。
50年前、大量のポテトチップスを余られたお菓子業者がベーカリーに持ち込んだのがはじめ。
出来立てはチップスがザクザクパリパリ。時間がたつとしんなりします。マツコさんはしんなり派みたい。
その他のパン
木村ベーカリー カステラパン 184円
パンとカステラの間にと特製ジャムをサンド。
マロンド佐倉店 やぶれあんぱん 216円
薄い皮に普通の4倍のあんこがぎっしり。
銚子 山口製菓舗 サンオレ 170円
丸くて、食べにくさが売り。卵の特の食感が◎
秋田県秋田市 たけや製パン 学生調理 162円
学校の購買部でテスト販売したところ、大人気だったため商品化。
ナポリタン、キャベツサラダ、魚肉ソーセージのフライソースがけがサンドされたコッペパン。
静岡県沼津市 バンデロール のっぽ 160円
甲斐さんが幼少のころ食べていた長いパン。
まとめ
マツコの知らない世界 地元パンの世界
全国500種類以上を食べ歩いた甲斐みのりさんが最後に言いたいことは
「地元パンは絶滅危機」
家族経営で、子どもが継がない店は、なくなってしまうかもしれません。
パンを求めて土地に行って、パンを食べることを楽しんでほしいそうです。
甲斐さんは、地元パンの本も出しています。
よかったらこちらもどうぞ。
以上、ふう@FuuNikkiがお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。