2021年6月12日
世界一受けたい授業
ベストセラー「スマホ脳」から学ぶ!
スマホが脳に与える影響が、脳科学の最新研究から明らかに。
スウェーデンから、著者 アンデシュ・ハンセン先生の授業です。
スマホ脳にならないためには、3つのしないが大事!
世界一受けたい授業 「スマホ脳」
スマホ脳とは
脳がスマホに支配される。スマホに依存してしまうこと。
ついつちスマホを見てしまうのは、人は新しい情報に触れると、ドーパミンが出るから。
スマホを見てしまうのは本能のようなもの。
スマホ脳にならないための3つのしない
寝室に持ち込まない
ブルーライトのせいで、脳が昼間と勘違い。
睡眠ホルモンが出るのを防ぎます。
スマホを寝室に持ち込むだけで、睡眠時間が1時間短くなるという研究結果も…
睡眠不足が続くと、脳(海馬)が小さくなります。特に子どもは要注意。
睡眠不足では、脳が記憶を保存できません。
対策
- ブルーライトをカットするフィルターをつける
- 目からの距離を36センチ以上はなす
- 目覚まし時計を寝室に置く
スマホを見えるところに置かない
スマホが見えるところにあると、集中力低下の原因。
着信があるかも、でもスマホを無視しなきゃと思うことで脳を使ってしまい、集中できません。
SNS依存は、人は本能的にゴシップが好きだから。
ゴシップ好き度チェック
2つ以上でゴシップ好き。
- 想像力が豊か
- ネタばれを話したい
- 恋愛ドラマが好き
- 話を盛りがち
すぐに検索しない
スマホに頼り過ぎはよくありません。
スマホに情報があると安心してしまうと、脳が情報を記憶しようとしなくなります(デジタル健忘症)
覚えておくべきことを、スマホ撮影することも同じこと。
対策
- すぐに検索しないで、1分間は考える
スマホの問題
ファントム・バイブレーション・シンドローム(幻想振動症候群)
着信がないのに振動を感じ、スマホをチェックすることが1日2回以上あると要注意。
スマホからのドーパミンを無意識に欲する状態。完全なスマホ脳。
スマホネグレクト(育児放棄)
スマホ依存症の親が増加。
親がスマホを見ているすきに、子どもがケガをすることがある割合 約24%
肥満のリスク
1日5時間以上スマホを使う人は、肥満のリスクが上昇。
運動量が少なく、スナック類を過剰に摂取。
ブルーライトを見ると、空腹を感じ食欲が増し、脂肪をためやすくなります。
スマホが役に立つこと
GPS
スマホのGPSをオンにして、110など緊急電話すると、位置情報が送信。
見知らぬ場所でもすぐに場所を特定してもらえます。
SNSの奇跡
2011年3月11日、東日本大震災の時
宮城県気仙沼で、公民館に避難した母親が、イギリス・ロンドンに住んでいた息子に「公民館にいます」とメール。
息子は取り残された母を助けてほしいとSNSに投稿したところ、拡散され、連絡を受けた東京消防庁に救助されました。
1台のスマホからのメッセージで、446人の命が救われました。
まとめ
世界一受けたい授業
発行部数43万部超のベストセラー。「スマホ脳」から学ぶ!
スマホに依存していしまうのがスマホ脳。
依存するのはよくないけれど、スマホは上手に使えばとても便利です。
気を付けて、正しく使いたいですね。
アンデシュ・ハンセン先生は、スウェーデン人。
1974生まれ。スウェーデン・ストックホルム出身の神経科医。
名門カロリンスカ医科大学で医学を学び、ストックホルム商科大学でMBA(経営学修士)を取得。
本はこちらです。
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以上、ふう@FuuNikkiがお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございます。