2023/05/16
先人達の底力知恵泉
事業の継続・発展は難しい。どの時代でも事業を潰してしまうリーダーは多いのが現実です。
その中で、立派に成果をのこした人物が「持統天皇」です。
日本の国作りを任された持統天皇。様々な苦難を乗り越えながら日本の礎を築いていきました
今回は、持統天皇から、事業・発展の知恵を紹介します。
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持統天皇の事業の発展・継続の知恵を紹介!
【知恵その1】トップが見えないところに目を向けろ
トップが目の届かないところに目を置き、内乱を納め成功に導きました。
政治の主導権を握ってからはやる気や能力のある人には朝廷で働ける制度や
女性に配慮した施策を考案し、国の地盤をかため、世の中に影響を与え続けました。
【知恵その2】過去をひきずり未来へつなげ
君主としての才を絶賛される天武天皇。そんなカリスマがいなくなると社会が大きな混乱に陥る可能性がありました。
持統天皇は天武天皇から引き継いだ後は、しばらく代理の立場で政治を行いました。
天武の存在感をあえて時間をかけて引きずることで人々の不安を徐々に減らしていきました。
また天武天皇の葬送儀礼を2年3か月行いました。(通常数か月)
新都の建設もストップして社会の安定を優先しました。
まとめ
天智天皇・天武天皇・持統天皇の3代の天皇がそれぞれの思いをつなぎ誕生した日本
持統天皇の知恵は日本の地盤をかためる大きな役割をになったのです。
- トップが目をつけていないところに目を向けろ
- 過去を引きずり未来へつなげ
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以上、ふう@FuuNikkiがお伝えしました。
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