世界一受けたい授業 ムーミンから学ぶ人間関係が変わるコツ

2018年9月22日放送世界一受けたい授業

ムーミンから学ぶ特別授業。

ムーミンは、フィンランド人・トーベ・ヤンソンの作品。

原作者の姪、ソフィア・ヤンソン先生の授業です。

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ムーミンから学ぶ人間関係が劇的に変わるコツ

ムーミンママに学ぶ

「ムーミン谷のクリスマス」

スキーの勝負で、スキー板をぬいだママが1位、スキー板をはいたパパが2位。

勝負は二人とも1位になりましたが、メダルは1個。

ママは「メダルをつけるのはパパで、メダルを見るのはわたし」と言いました。

メダルをつけなくても、見るから幸せ。

相手も自分も幸せになる視点を持つことが、人とうまく付き合うコツ。

ムーミンキャラの共通点

悩みがあるのが共通点。不安やコンプレックスなど。

ムーミンは傷つきやすくひとりになるのが苦手。

スノークのお嬢さんは、外見がコンプレックス。

リトルミイは、素直になれず孤立。

スナフキンは、時に助言や苦言を言うこともあります。

ムーミン屋敷に無いものは?

鍵がない

急に来た相手でも、ムーミンママが誰でも受け入れます。

血のつながらない、ミイやスニフも一緒に暮らします。

誰でも対等に接する心の広さ、他人でも家族と同じ関係は築けることを教えてくれています。

作者のトーベさんも、急に来たファンを家に上げて、話をしたこともあったそうです。

ムーミンを書いたきっかけ

作者トーベさんは元は画家。

戦争があり、製作に熱意を失った時に生まれたのが、ムーミンのお話です。

「戦争は私という芸術家におとぎ話を書かせた」という言葉を残しています。

「ムーミン谷の彗星」は、日本に投下された原爆とも言われています。

作者にとってムーミンの世界は、違う人種で争いが起こる現実世界からの逃避の場所。

ムーミンたちは違う種族も受け入れ、楽しく仲良く暮らします。

まとめ

フィンランドに負けず劣らず、ムーミンが大人気の日本。

授業は「ムーミンから学ぶ人間関係が劇的に変わるコツ」でした。

スウェーデン語系フィンランド人・トーベ・ヤンソン原作。ムーミンシリーズは全9作あります。

挿絵は、日本の浮世絵の影響も受けているそうですよ。

今回何気に私が衝撃を受けたのは、スナフキンとミイは姉弟で、ミイがお姉さんだったということ。

てっきり、スナフキンの方が年上だと思ってました。

ムーミンは全9作のシリーズですが、私が持っているのは「楽しいムーミン一家」です。

この本に出てくる、ムーミンのキャラクターには悪人がいません。

特に「飛行おに」。「おに」というので怖いかと思ったら、とってもいい人。

300年も探している「ルビーの王様」を見つけても、持ち主のトフスランとビフスランから無理矢理取り上げたりしません。

手に入れられなかった残念な自分を慰めるために、一人に一つ、みんなの願いをかなえてあげます。

自分が悲しい時、みんなの願いを叶えて自分を慰めるって、そんな発想なかなかできませんよね?

そして、みんなのお願いも、ささやかで素敵なもの。

ムーミンママのお願いは、ムーミンが悲しまないようにすること。

ムーミンのお願いは、スナフキンにテーブルのご馳走を届けること。

トフスランとビフスランは、自分の願いを叶えられない飛行おにの代わりに、あることを願います。

自分のためではない願いごと、素敵ですよね。

ムーミンを読んだからって、”劇的に”人間関係が変わるのは難しいと思いますが、ムーミン達のように物事を考えられたら、自分も周りも幸せになれそうな気がします。

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以上、ふう@FuuNikkiがお伝えしました。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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