10月28日の、世界一受けたい授業
3時限目 特別授業
「ハーバードでいちばん人気の国・日本」著者佐藤智恵先生の授業の2回目。
ハーバード大学は世界大学ランキング第1位。
マイクロソフト創業者のビル・ゲイツや、フェイスブック商業者のマーク・ザッカーバーグなどを輩出しているすごい大学です。
ハーバートの学生は約22,000人、その内日本人は約100人。日本人教員は約240人います。
前回の復習
ハーバード大学では、日本の良さを紹介する授業が大人気!
新幹線のお掃除が取り上げられ、たった7分で完璧な掃除をする姿に感動したそうです。
今回の授業
食文化 バレンタインデー
アメリカと日本では、プレゼントする相手が逆。
アメリカでは男性が女性に贈り物をする日です。
また、義理チョコはアメリカにはありません。
アメリカでは女性が男性にプレゼントすることも珍しいのに、好きでもないのに贈るなんて驚きらしいです。ホワイトデーの習慣も驚きですって。
企業リーダーを育てる授業
楽天株式会社
優秀な人材が集まるきっかけになったのが、社内公用語を英語にしたこと。
TOEICのスコアを昇格の要件にし、会社負担の英語レッスンを開催。
結果、海外から優秀な人材が集まるようになりました。
日本の長寿企業が行うこと
長寿企業は、地元のお祭りに協賛します。祭の提灯、花火の企業名読み上げなど。
地元に企業を認知させることができます。
アメリカでは企業が地元のイベントに協賛するのは珍しいそうです。
世界最古の企業 大阪府金剛組
578年 飛鳥時代創業。神社やお寺を建築・補修する会社。
会社が長く続いた金剛組のあるルールは、後継者を実力主義で選ぶこと。
長男でなくても、孫や女性でも、実力で継がせてきました。
長生きスープ
元ハーバード大学准教授 麻布医院院長・高橋弘先生考案。
注目の栄養素・ファイトケミカル(植物性化学物質)って、知っていますか?
抗酸化作用があり、がん、生活習慣病の予防に効果が期待できます。
ファイトケミカルが取れる長生きスープの材料は、人参、玉ねぎ、カボチャ、キャベツのみ。どれも普通の野菜です。
抽出方法
1、皮つきのまま、一口サイズにカット
2、鍋で野菜が浸かるまで水を入れる
3、強火で沸騰
4、蓋をして、弱火で20分煮込む
5、粗熱をとって容器に移し冷凍する
6、再加熱して、塩としょうゆで味付け
コンソメではない薄い味。簡単に作れそうですね。
被災地から学ぶ命の授業
日本の「風の電話」を題材にした授業が、2018年からハーバートで取り上げられます。
東日本大震災の被災地・岩手県大槌町にある「風の電話」。
小高い丘に電話BOXがあります。置いてあるのは黒電話。線はつながっていません。
震災で大切な家族を亡くした人が、亡くなった人に電話するのです。話すことで死と向き合うことができる電話BOXとして、震災後知られるようになりました。
電話BOXを設置した佐々木さんは、亡くなった従兄弟ともう一度話したいという思いから、庭に電話を置きました。
沢山の人が電話しに来ます。電話の隣にはノートが置かれ、亡くなった人へのメッセージが書かれています。
日本人でも知らない人が多い風の電話が、ハーバードの授業で取り上げられるのですね。
よかったらこちらもどうぞ。