2019年6月4日。
昭和61年の10円玉は、鑑定額5万円。
丸の穴がずれた5円玉は、エラーコインで鑑定額5万円。
価値のあるお金の話を、鑑定士に先生に聞きました。
新しいお札が出る時は、面白いものが出るチャンス!
レア硬貨ベスト3
1位 昭和61年の10円玉
鑑定額5万円。
昭和61年の10円玉は、前期と後期に分かれています。
前期は10円、後期が5万円。
前期後期でデザインが違うため。
翌年発行開始の紙幣セット用の新デザインを昭和61年後期に試し打ちしたため。
デザインの違いは、平等院鳳凰堂の屋根の形。
後期は鋭くとがっています。
2位 昭和33年 10円玉(ギザあり)
鑑定額が200円。
ギザ10は、昭和26年から33年に発行された10円玉。
ギザギザを付けた理由は、偽造防止、硬貨の最高額を示すため。
現在は500円が最高額のため、ギザギザが付けられています。
ギザ10の中で、昭和33年は、枚数が少ないため価値が高いです。
枚数が少ないのは、50円玉と100円玉の登場のより、数が抑えられたためです。
3位 平成13年の100円玉
鑑定額が700円。製造枚数が少ないため。
元号が変わった時の10円玉の価値
昭和64年と、平成31年、より価値が高いのは昭和64年。
昭和64年の期間が少なく枚数が少ないので、5倍の値段に。
レア紙幣
お札の記番号をチェック
お札に記されている記番号は、製造順を示すアルファベットと文字の組み合わせ。
両端がアルファベットで、中が数字。
製造順にAからアルファベットが、1から数字が増えていきます。
両端のアルファベットが両方Aのものは、最も初期の分で価値が高いです。
A-Aの千円札は、鑑定額3500円。
数字がゾロ目でも価値が高くなります。
1ゾロ目の1万円札は、2万5千円になります。
AーAで、数字が全部7なら、100万円でも欲しい人がいるかも?
旧壱円券(明治18年発行)
初の日本銀行券
状態によって、25万円。
改造壱円券(明治22年発行)
状態によって、5万円。
値眼が高くつくのは古い紙幣。
お札の肖像
平成16年、現行の千円札、5千円札、1万円札が発行。
次の肖像は?
- 新千円札 北里柴三郎「日本資本主義の父」
- 新五千円札 津田梅子「女子教育の先駆者」
- 新一万円札 渋沢栄一「日本細菌学の父」
選考の理由は?
- 広く一般に知られている
- 業績が認められている
- デザインのもとになる正確な写真があること
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