2018年2月10日のジョブチューン
5人の現役弁護士がぶっちゃけ!
禁断の弁護士ドラマの嘘ホント
Q1,弁護士が法廷をウロウロ歩くのは?
A,ウソ
実際にやると、「法廷の秩序を乱す」と注意されます。
Q2,「異議あり」は本当に言うの?
A,ホント
間髪入れずに「異議」と言う。その場で言わないと、後で異議を入れられないのです。
Q3,弁護士になるのは大変?
A,ホント
弁護士になる道は以下の順番が必要です。
1、法科大学院(3年で卒業)卒業か、予備試験に合格(合格率3%)
2、司法試験合格(合格率23%、平均年齢は29歳、最高齢71歳)
3、司法修習生(1年間)
4、卒業試験(合格率95%)
※司法試験に合格すると、弁護士・裁判官・検察官になる資格が得られます。
裁判官は特に優秀な人がなるそうです。
Q4、優秀な弁護士の見分け方は?
A,相談者の声に耳を傾ける。端的に対処法を説明できる。リスクを説明してくれる。
Q5,弁護士って儲かるの?
A,儲かる人は儲かる
大手や、独自の分野を開拓した弁護士は儲かります。
顧問弁護士は安定して稼げるそう。スポーツ選手とか芸能人とか。年間一人500万もらってるって。顧問は何事もなくても、もらえるそうですよ。
1回1000万の報酬もらったことも!
一方、弁護士は水商売と言われることもあるとか。儲からない人は儲からないそうです。
Q6,刑事、民事、どっちが儲かるの?
A,刑事の方が儲からない
刑事裁判は、犯罪を犯したとされる被告人の刑罰を争うもの。
民事裁判は、当事者同士のトラブルを弁護士同士が争うもの。
民事は成功報酬が大きいとか。
また、私選弁護と国選弁護だと、国選弁護は儲からないそうです。
菊池弁護士に密着
書類作り
1番時間がかかる仕事は、裁判に勝つための書類作り。
日本の裁判は書類が中心。仕事の4割を占めます。
法律相談
実際に請け負う案件につながるのは半分程度。
契約書チェック
契約書を法律的に問題ないかチェックするのも、大事な仕事です。
裁判
民事事件の裁判は尋問がないので、書類を読み上がるだけ。
しかも、全部の書類は読み上げないので、5分で終わることも。
ドラマでは描かれない地味な仕事ばかり。
Q7,ドラマに描かれない仕事は?
A,裁判が始まる前の打ち合わせ
検察官、裁判官、弁護士で、裁判の争点の確認をします。
A,リハーサル
裁判が始まる前の準備として、証人とリハーサルもします。
変わったお願いとして、スポーツ選手とアイドルの合コンに同席したことも。打ち合わせ風にしたいため、弁護士がお酒も飲まずずっと同席していたとか…。
Q8,弁護士ってもてるの?
A、NO??
弁護士のみなさん、もてないと言っていますけれど、これはどうなんでしょうね?
女性弁護士は、男性が身構えるって話でした。結婚相手は同業者が多いそうです。
Q9,弁護士は現場に証拠を探しに行くの?
A,ホント
現場に行くことは鉄則。
現場で得た新たな証拠で、有罪確実が逆転無罪になったことも。
出演弁護士
菊地幸夫弁護士(番町法律事務所)
佐藤大和弁護士(レイ法律事務所)
二宮英人弁護士(渋谷青山刑事法律事務所)
松田有加弁護士(レイ法律事務所)
若狭 勝弁護士(若狭・高橋法律事務所)
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