2021年1月29日
沸騰ワード10 街の変わり者大調査
スマホに届く迷惑メールの先を、土佐兄弟が直撃取材!
Yahoo JAPAN 大角祐介さん 41歳
現代社会の闇「フィッシング詐欺」と戦う、変わり者サラリーマン。
沸騰ワード10 フィッシング詐欺ハンター
大角さんのお仕事は?
大角さんの仕事は、フィッシングハンター。
フィッシング詐欺のサイトを見つけ、早めにつぶしていくことが仕事。
1年で1000件ペースでつぶしていると言います。
フィッシングサイトは、大企業のホームページとそっくりのサイトへ誘導し、金銭をだまし取る詐欺の手口。
被害額は急増中。
会員ID、パスワード、住所、カード番号などの個人情報を入力してしまうと、勝手に買い物されてしまいます。
迷惑メールを開くとどうなる?
大角さんは迷惑メールを大量にコレクション。自らカモになっています。
迷惑メールは開かないこと!
でも開いてしまったら、次々に迷惑メールが届くようになってしまうかもしれません。
迷惑メールを開く
↓
犯罪者に開封通知が届き、アドレスが使用されていると知らされる
↓
騙されやすい奴としてメールリストに乗り、拡散される
↓
次々に迷惑メールが届く
E-mailは、各社の用意した迷惑メールフィルターで、フィッシングメールを取り除くことができます。
電話番号を宛先としてやり取りする、SMS(ショートメッセージサービス)は、迷惑メールフィルターがないので、多く届いてしまいます。
- URLは押さないこと。アクセスしない。
- 配信停止も押さないこと。
よくあるフィッシング詐欺メールは?
”本人様不在のため荷物を持ち帰りました。ご確認ください”
会社名も記載されていないSMSメールは、詐欺メール。
もし開いてしまうと、ウイルスのインストールを誘導。
インストール後は、自分の電話番号から勝手にフィッシングメールを送信します。
送信元の電話番号は、ウイルスに感染した被害者の電話番号と言うことになります。
- URLは、クリックしないこと。
- 送信元に電話はかけないこと。
- ドメインが本物か確かめるのは難しいので、少しでも怪しいメールは無視すること。
- 企業が提供する公式のアプリからアクセスすること。
まとめ
最近増加しているフィッシング詐欺。
今回の変わり者は、フィッシング詐欺と闘う男でした。
基本は疑ってかかるという大角さんは、「ニュートンの運動法則と量子力学しか信じません」って言っていましたね。
フィッシング=phishing
魚釣り(fishing)と洗練(sophisticated)から作られた造語と言われています。
有名企業を装った電子メールを送信し、偽装されたURLをクリックさせることで、個人情報を取得する手口が多いです。
パソコンやスマホに送られてきたことはありませんか?
ドメインを確認するのは難しいのであきらめて…と大角さんは話していました。
メールが来てもURLは開かず、公式アプリからアクセスしましょう。
気を付けたいですね。
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