2018年1月7日の、林先生が驚く初耳学
瀧本哲史先生ってご存じですか?
2018年、林先生が認めた常識を覆す新教育がランキングで発表されました。
- 勉強することのホントの意味
- ギンザシックス「バカ売れ」の秘密
- 必要な幼児教育 幼児期は外遊びを
- 「奇跡の食育」食生活の管理は1週間がベスト
- 若者の「ら抜き言葉」は問題なし
- 眞子さま・佳子さまの美を支える与儀美容室教育
- ミシュラン3つ星の名店菊乃井が「伝統を否定」
- 東大合格者数を2倍にした「10分の昼寝」
- 東京オリンピック金メダルへの特訓
- 人気No.1ブランドサマンサタバサ 女性が輝ける社員教育
このランキングの中で、1位にあげられたのが「勉強することのホントの意味」
京都大学客員准教授 瀧本哲史先生のお話と、学歴社会の絶望と沈みゆく日本社会。
林先生が語りました。
勉強することのホントの意味
男の子の夢 1位 学者・博士
15年ぶりに、子どもの夢のトップに学者が返り咲きました。
日本人のノーベル賞受賞が続いた影響もあるのでしょうか。
- 2015年ノーベル医学生理学賞 大村智さん
- 2015年ノーベル物理学賞 梶田隆章さん
- 2016年ノーベル医学生理学賞 大隅良典さん
京都大学客員准教授 瀧本哲史さんの話
林先生が勉強する本当の意味を「俺よりずっとうまく伝えてる」と紹介したお方。
大学で、数学・自然科学を学ぶことが大事とお話しされているそうです。
林先生も前々から、数学の大切さを力説していましたね。
瀧本先生は「数学ができるようになることは魔法を手に入れること」と若者に伝えているそうです。
例えば、38年前のドラえもんに出てきた「オコノミボックス」は、今のスマホ。数学で、そういう夢が叶うよと。
君たちは魔法を習っているのだと、ハリーポッターの映像を見せて説明するそうです。
詳しくはこちらで読めますよ。現代ビジネス
テレビ初学歴社会を斬る!
日本の学歴社会
「大学なんて行かなくていいよ」と言っていた林先生が、ちょっと考え直したという記事を紹介してくれました。
「学歴という最大の分断 大卒と高卒で違う日本が見えてくる」
日本の学歴社会をケーキにみたてた話ですが、
非大卒がスポンジ、その上に大卒がミルフィーユといういびつなケーキ。間にはガラスの天井があるというのです。
学歴の再生産
親が高卒だと大学の重要性がわからず、子どもが優秀でも高卒で良いと思ってしまう…。
大卒は8割が大卒同士で結婚、非大卒は8割が高卒同士で結婚。
親子で大卒は35%、親子で高卒が35%。
ガラスの天井による分断が、より顕著になっていくと。
こんないびつは社会では、非大卒の人たちがわりを食っているのではと林先生が心配していました。
企業がリストラする時、非大卒を先にするって本当?
学歴格差=希望格差というのが現実!?
大学に行く子どもは、親が大卒というのは昔から聞く話ですが…。
演劇やスポーツなどは別ですが、高卒で出来る仕事はこれから減ってしまうそうです。
この記事はネットでは見ることができます。
「ミライの授業」
林先生が熱く教育について語った回でしたね。
よく子どもに「なんで勉強するの?」と聞かれて、うまく答えられずごまかす大人がいますよね?(自分です…?)
勉強する意味を知ったら、誰でも勉強したくなるものでしょうか。
気になった瀧本先生の「ミライの授業」を購入しました。
帯の言葉が面白いですね。
~これは14歳に向けた「冒険の書」であり、大人たちが知るべき「教養の書」である~
この本には「冒険」や「魔法」という言葉がたくさん出てきます。
大人に見えない、世界中のウソを見破り、冒険へ!
ただ、冒険は一人ではできません。
いくら強くても勇者だけの集団でもダメ。魔法使いの僧侶も必要と、チーム力の大切さを説きます。
そして冒険に出るためには、地図も必要。地図は仮説の例えです。
大学の先生とは思えない、楽しい例えがたくさん出てきます。
世界は魔法であふれていて、魔法を叶える方法を学ぶのが勉強。
今、世界にあふれている魔法を、過去の偉人たちがどうやってなしえたのか。
そんなことが、14歳にむけて書かれています。
難しい漢字は読み仮名がふられていますし、字も大き目。大切な文は色を付けてあったり、子どもでも読みやすいよう工夫されています。
大人が読んでも、とても面白かったですし、考えるものもありました。
みなさんも一度、読んでみて下さいね。
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
瀧本哲史(タキモトテツフミ)
京都大学産官学連携本部イノベーション・マネジメント・サイエンス研究部門客員准教授。東京大学法学部卒業後、同大学助手を経て、マッキンゼー&カンパニーで、主にエレクトロニクス業界のコンサルティングに従事。独立後は、企業再生やエンジェル投資家としての活動をしながら、京都大学で教鞭をとる。全日本ディベート連盟代表理事、全国教室ディベート連盟事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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