2019年6月4日。
6月に急増するカビが、アルツハイマー型認知症の原因になるかもしれません。
カビとアルツハイマー認知症の関係は?
今から出来る、カビを寄せ付けない方法とは?
梅雨の時期のカビ対策は、健康長寿の秘訣!
カビと認知症の関係
認知症の原因
アルツハイマー型認知症は、脳にアミロイドβタンパク(タンパク質の一種)がたまる病気。
アミロイドβタンパクが蓄積して、記憶に関する神経細胞を破壊します。
脳にたまり始めるのは、発症の20~30年前。40代には始まっています。
カビなどの毒素から脳を守るために溜まると考えられています。
注意すべきカビ
黒カビ・青カビに注意しましょう。
- 黒カビ・・浴室・衣類に生えます。
- 青カビ・・食品に生えます。
どれくらいのカビで認知症を発症するかは、まだわかっていません。
認知症の患者さんのお宅から、大量のカビが発見されたこともあります。
通常のアルツハイマー病は物忘れですが、カビが原因だと計算力が落ちたり、会話の支障が出たりすることが目立ちます。
カビは何日で生える?
食パンのカビは3日以上で生えます。
細菌は1日で繁殖しますが、カビは3日で胞子を作り繁殖します。
だから2日以内に対処すれば大丈夫!
発生源は、浴室、台所、寝室。
水分が最大の要因。寝室は汗が湿気になります。
カビを寄せ付けないチェックリスト12
浴室のカビ予防
1、風呂上りに壁にシャワーで熱めのお湯をかける
カビは熱に弱いので、ダメージを与えることができます。
温度は45度以上で。水はダメ。
熱でカビは死にますが漂白はできません。すでにはえているカビは、カビ取り剤で除去しましょう。
2、風呂上りに壁の水滴を乾拭きする
水滴を乾いたタオルで取り除くことが大事。天井を拭くと尚良いです。
3、シャンプーボトルは浮かしておく
水に濡れる所を減らすこと。
シャンプーや石鹸を栄養にするカビが多いので、洗って乾燥。
壁掛けもオススメ。
4、足ふきマットはこまめに洗濯&乾燥
爪白癬は、白癬菌が爪の中に巣を作り、放置すると歩行障害になります。
爪からカビの毒素が体に回るので危険。
マットやスリッパはよく洗って乾燥させること。
台所のカビ予防
5、シンク下の棚をこまめに換気
シンクの下は湿気が多く、カビが生えやすい場所。
カビ臭がする場合は対策を。
6、料理中以外も換気扇を使う
料理中は水をたくさん発生するので、換気扇を回します。
料理後も、1時間は換気扇を回す習慣づけを。
油もカビのエサになるので注意。
7、野菜は土を落としてから保存
冷蔵庫の扉のパッキングの部分は、結露してカビになりやすいです。
野菜室は冷蔵庫の中でも温度が高く湿らせているので、1番カビやすいところ。
土はカビが多いので、持ち込まないようにしましょう。
8、氷は水道水で作る
冷凍庫や製氷機にもカビが生えます。
凍る前に状態でカビが生えてしまいます。
水道水には殺菌作用のある塩素が含まれるので、水道水で作る事。
寝室のカビ予防
9、フローリングをこまめに拭き掃除
掃除機をかけてから拭き掃除すること。
10、エアコン設定温度を高めにする
夏で28度くらい。
低い温度だと内部が結露します。
エアコンがかび臭い時は、窓を開け、10分間送風運転しましょう。
11、押し入れにすのこを敷く
布団の下にすのこを敷いて、風通しを良くします。
12、ふすまの両端を開ける
押し入れのふすまの両端を少し開けて、風を通します。
まとめ
お餅にカビが生えたらどうしますか?
カビが生えている部分は取り除いても、内部には菌糸があり、カビ毒が広がっているので、食べると危険です。
また、袋の中に入ったものがカビてしまったら、袋を開けると胞子が飛んで広がってしまいます。
布団の収納は、丸めた新聞紙3~4枚をストッキングに入れて結んだものを、布団と一緒に入れると良いそうですよ。
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