2018年4月28日放送。
世界的デザイナー・佐藤オオキ先生の授業。
Newsweek「世界が尊敬する日本人100人」にも選ばれたデザイナー。
イギリスの博物館や、ニューヨーク近代美術館には、デザインした椅子が展示されています。
世界を変えるデザイン
災害時に役立つトイレの便座 minimLET
傘カバーが持ち手の中にしまえる傘 cover-brella
バックなるラッピング giftote-bag
丸めると懐中電灯になる紙 PAPER TORCH
今までにないスプーン
生徒と一緒に、今までにないスプーンをデザインします。
有田君が考えたのは、真ん中が和紙で、食べにくいのでダイエットになるもの。
有田君デザインを元に、3Dプリンターで試作品を作りました。和紙部分は使い捨て。
別に佐藤先生が考えたデザインは、花形の穴があいたスプーン。
すくえる量が減って、ダイエットになります。
不便が便利になるって発想が、スゴイですね。
先生が「やられた」と思うデザイン
インド 思わず捨てたくなるゴミ箱
ごみ箱の内側が鏡張りで、万華鏡になっています。
ごみ収集量が1週間で2倍に。
イギリス 廊下を走りたくなくなる床
本当は平らなのに、地面が凹んでいるように見える床。
鏡の国のアリスからインスピレーションを受けた、トリックアート。
佐藤オオキさん(40歳)
2002年、早稲田大学大学院理工学研究科建築学専攻修了。デザイン事務所「nendo(ネンド)」設立。
プロダクトデザイン、インテリアデザイン、建築、グラフィックデザイン、企業ブランディングなどで活躍。
事務所はいたってシンプル。服装も毎日同じ服。デザイン以外のことは考えたくないとお話されていました。
大阪・天理駅前にデザインした広場は、古墳をイメージしたもの。集客数は数十倍になったそうです。コフフン
左右上下、どこからも開けられるスーツケース(プロテカ360s)もデザインしています。