医療ウォッチングバラエティ、TBS「名医のTHE太鼓判」
ヨガで激やせの片岡鶴太郎さんの生活に、名医も健康か不健康か決めかねる結果に。
一時期メタボだったという、冒険家・三浦雄一郎さんが、健康長寿の秘訣を紹介してくれます。
片岡鶴太郎さんのヨガ生活
30代で65キロ、現在は43キロ。20キロも減量した片岡鶴太郎さん。
夕方6時45分就寝、真夜中に起きる生活。撮影日の睡眠時間は6時間15分。
毎朝4時間のヨガ
ヨガとは、血流の循環がよくなり、冷え性改善などの効果があるというもの。
ヨガの中でも、お腹を動かす、ナウリというインド式ヨガ最高の浄化法を行います。体の不純物を取り除く、消化を促す、病気から身を守ると伝えられているものです。
内臓を動かし続けること1時間で、体温が3度上昇します。
片岡さんは、125歳まで生きるつもりでやっているそうです。
深夜1時から早朝までがヨガの時間。長い!
1日1食
朝食は15品目以上食べる。基本的に1日1食。
きんぴら一口分の咀嚼(しょしゃく)数が88回。合間に白湯を飲んで、食事時間は2時間。
野菜ばかりの偏食、タンパク質不足で筋肉量が減ってしまうという指摘がありました。
健康か不健康か、賛否両論
このストイックすぎる生活は、医師の中でも賛否両論。
125歳は絶対無理。魚を食べた方がいいという声がある一方、全然問題ないというお医者さんもいて、意見は真っ二つ。寿命は判定不能??
腸内環境の検査
理想は善玉菌20%、悪玉菌10%、その他日和見(ひみより)菌など70%が腸内フローラの理想的なバランス
片岡さんの場合、善玉菌6.7%、悪玉菌24.2%、日和見菌56.2%、そのほか12.8%
実際は腸内環境が良くない。食事量が少ないので、食物繊維が少なすぎ。食物繊維は1日20gが理想です。
睡眠異常
脳が休んでいない、無呼吸症候群も指摘されました。いい睡眠がとれていないようです。
鶴太郎さん、ストイックもほどほどにね。
50代から本気で遊べば人生は愉しくなる (SB新書) [ 片岡 鶴太郎 ]
三浦雄一郎さんの健康の秘訣
三浦雄一郎さんって?
10月12日で85歳になる、スキーヤー、登山家、冒険家です。
2013年 80歳でエベレスト登頂。当時は最高齢での登頂でした。
エベレストは3回登頂しています。全て80歳を超えてからです。
冒険
28歳 八甲田山にヘリから飛び降りてスキー。ジャンプでバスを飛び越える。
33歳で富士山をスキー&パラシュートで降下。時速160キロ。
44歳 南極の最高峰を滑り降りる際、雪崩に巻き込まれるも無傷の生還。
引退後の生活習慣病
53歳で一時現役引退後、暴飲暴食が原因で生活習慣病に。
1食で寿司50カン。ステーキ1キロ、ビール1日5本。まあ、太りますね。
狭心症・不整脈。高脂血症・2型糖尿病発症。一時期、余命は3年と診断が。
エベレストに上りたい!との希望から、健康に気を付けるようになりました。
健康の秘策5つ
秘策① 筋トレ
毎日筋トレは欠かしません。
また、舌を100回出して引っ込めてと繰り返します。脳の活性化になるとか。
・ジェームズラング説(口角を上げて漫画を読むと普段より面白く感じる)によると、口角を上げるので気持ちが前向きになってよいそうです。
・舌・口の周りを動かすことは、脳をきちんと働かせます。
秘策② 登山
500m級の山登り。ヒマラヤに上る前は、週に3~4回山に登ります。自転車で何キロも走ってから山登りすることもあるそうです。
秘策③ 肉を食べる
84歳でも、ガンガン食べます。ジンギスカンなら、肉400g、野菜100gをぺろり。ビールもワインも飲んじゃいます。
骨密度は20代並み。太ももの筋肉はJリーガー並みだそう。
秘策④ オリジナル健康食
納豆+キムチ 発酵食品を2つ合わせて食べます。
おすすめメニューは、生卵+イワシの缶詰+海苔+そうめん。
イワシ缶にはDHAやEPAが豊富です。
他にも、プチトマト、海苔、とろろ昆布、ヨーグルトなどバランスのいい食事です。
秘策⑤ 重りを付けて歩く
足首にアンクルウェイト2.3キロを付け、2キロの靴を履きます。片足4キロ以上の重りを付け、10キロのリュックを背負ってのウォーキング。
園遊会で天皇陛下にお会いした時も、2キロの靴を履いていたというから驚きです。
65歳から始める健康法 心と体のメタボからの脱出 [ 三浦雄一郎 ]
まとめ
ヨガはほどほどなら、体によさそうですね。よく噛むこともいいと思います。でも、鶴太郎さんの生活は、ちょっと真似できないなあ…。
三浦さんは、80過ぎの高齢者とは思えない運動量にびっくり。あれくらい毎日動いていないとエベレストには登れないのですね。運動はマネできないけれど、食生活はマネできそう。
スタジオでも食べた、卵イワシそうめんは、みんさん美味しいって言っていました。簡単で美味しいなら、試してみたいですね。
追記 食べてみました
片岡鶴太郎さんの生活は、ちょっとマネできませんよね。
三浦雄一郎さんの訓練は無理だけれど、食生活ならちょっとは真似できそう。
オリジナル健康食の、そうめんを作ってみました。
材料はこれだけ。のりは全形1枚使いました。イワシの缶詰の味が濃いので、他に調味料はいりません。
そうめんと生卵と、イワシの缶詰を混ぜるだけ。のりはちぎって入れます。
簡単でおいしいです。健康に気を遣っても大変だと続かないので、こういう簡単なものから、とりいれたいと思います。