2023/05/02
先人たちの底力 知恵泉
古今和歌集を作った人物、「紀貫之」
今回は、和歌ブームを起こした紀貫之がなぜ和歌ブームを起こせたのか?
ブームの起こし方から多くの人を巻き込む知恵をみなさまに紹介します。
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知恵泉【紀貫之】人を巻き込む知恵?和歌ブームを巻き起こせたのはなぜ?
紀貫之は名門の家庭に生まれ、幼いころから在原業平の和歌に魅了されます。
知恵その1 魅力を伝えるには型をつくれ!
古今和歌集は時代に残る型を作りました。
今までは、年代順で並べられていた和歌をテーマ別わける型を作りました。
表現の型も作りました。
型を作ることで和歌は一大ブームになり、後世にも大きな影響を残しました。
型を作ることで、日本人の心の豊かさを大衆に気づかせ多くの人を巻き込みました。
知恵その2 自分でもできると思わせろ!
土佐日記を書き始めた紀貫之。
貫之は女性にふんして土佐日記を書きました。土佐日記は和歌をものがたりのように書いたものでした。
古今和歌集は限定的なブームであったため、ものがたりのように和歌を書くことで
和歌に抵抗がある人に「自分でもかけるのではないか?」と思ってもらうためのものでした。
土佐日記は和歌の良さをいろいろな人に伝えようとしたものだったのです。
まとめ
多くの人を巻き込む知恵は
- 魅力を伝えるには型を作る
- 自分でもできると思ってもらう
紀貫之は和歌の魅力を世の中に浸透させるため様々な施策をした人物でした。
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