2019年6月22日。
脳科学から見たキレる人への対処法。
脳科学のスペシャリスト 中野信子先生の授業です。
高齢者がキレやすいのは脳が委縮するから。
理性で物事を判断し、自分の行動を決める前頭前野が委縮して、感情をコントロールできなくなります。
- キレる人への対処法
- キレてしまわない方法
- 賢いキレ方
キレる人への対処法
キレる思春期の女子の対処法
女子は思春期になると、女性ホルモン・エストロゲンが大量に分泌されます。
好き嫌いがはっきりするようになり、気に入らないと激しい拒否反応を示すようになります。
親が良かれと思ったことでも、キレることがあります。
親子で共通の目標を作る事。
1日時間を決めて、料理をしたり、テレビゲームをしたりしましょう。
母親のことを敵ではなく、仲間と思うようになります。
キレる思春期の息子の対処法
男子は思春期になると男性ホルモン・テストステロンが大量に分泌。
行動が攻撃的になり、一人でいたいと思うようになります。
息子は、あえてそっとしておきましょう。
闘争心をむけさせるスポーツなど、矛先を向けさせるのも良いでしょう。
キレる上司の対処法
理不尽にキレるパワハラ上司には、失望を見せましょう。
「尊敬していたのに、そんなんことおっしゃるなんて悲しいです」などと言って、後ろめたい思いを上司に持たせましょう。
怒る妻への対処法は、「僕は怒っていない時の君の方が好き」と言ってみると良いでしょう。
キレたことを後悔させる一言を用意すること。
キレてしまわない方法
キレたことをメモをする
普段は怒らない温厚な性格でも、店員や見知らぬ人にはキレてしまう人がいます。
店員と客は、人間関係を築かず、お互い名前も知らない関係。
店員には何を言っても大丈夫だと無意識に思ってしまうためです。
些細なことでキレてしまうのは防ぐためには、キレてしまったことをメモすると良いでしょう。
自分がどこでキレるか客観的に見ることができ、改善すべきところがわかります。
寝る前に肌触りの良いパジャマを着る
キレにくくするには、愛情ホルモン・オキシトシンを増やすことが大事。
オキシトシンは、男女でスキンシップなど、肌が触れ合うと高まります。触覚を刺激するのがポイント。
寝る前に肌触りの良いパジャマを着て、触覚を刺激。オキシトシンが分泌され、イライラしにくくなります。
生地はふわふわ、やわらかい毛布を思わせるものがオススメ。
賢いキレ方
自分が怒っていることを見せないといけない時の賢いキレ方。
相手の人格を否定すると、頑なになって直してくれません。
1度ほめてから、直してほしい行動にキレること。
キレる!: 脳科学から見た「メカニズム」「対処法」「活用術」
中野先生の話題の新刊はこちらです。
よかったらこちらもどうぞ。
https://syufufuu.com/jyugo-tumanotorisetu/