2019年11月19日
最強ズボラ技SP 冬の瞬間解決30連発の中で、美味しい格上げ技をまとめて紹介。
ゆでうどん、お茶、ほうれん草、焼き芋、キムチ鍋、鶏団子鍋。
美味しい格上げ技をお伝えします。
レンジでできる簡単な焼き芋は、自分でも作ってみました。
是非参考にしてください。
美味しい格上げ技
茹でうどん
茹でうどんは、こんにゃくとゆでると、コシが出て美味しくなります。
こんにゃくから水酸化カルシウムが溶け出し、グルテンの結合が強くなるためです。
材料
- 水1ℓ
- うどん1玉
- こんにゃく50g
作り方
- こんにゃくを薄切りにする。
- 鍋に水とこんにゃくを入れて加熱する。
- 沸騰したらうどんを入れて茹でなおす。
美味しいお茶の入れ方
- お茶を注ぐとき、蓋の穴を注ぎ口側にする。
穴の位置が前方だと、穴から空気が入ります。
お茶の葉が動くので、甘みや香りがよくなります。
ほうれん草の茹で方
- 砂糖を入れて茹でる。
砂糖にも、ほうれん草に含まれるシュウ酸(灰汁の成分)を取り除く作用があります。
糖が苦み成分を抑えるので、味わいもまろやかに。
ブロッコリーや春菊でもソレマル。
甘い焼き芋
電子レンジの解凍モードで甘くできます。
解凍モードは、焼き芋屋さんのように低温加熱で、じっくり火を通すことができます。
芋のでんぷんが糖に変わるのは約70度。
一度600Wで加熱して芋の温度を上げて置き、解凍モードで温度をキープします。
作り方
- キッチンペーパーとラップでサツマイモを包む。
- 600wで1分ずつ、表裏を加熱。
- 解凍モードで7分ずつ、表裏を加熱。
キムチ鍋
梅酒で味を格上げ。
韓国には梅を砂糖でつけて作る定番調味料メシルチョンがあります。
キムチやプルコギなどにつかえる万能調味料。
日本では手に入りにくいので、梅酒で代用します。
直径24センチの鍋に、約40㏄大さじ2~3杯を仕上げに入れるだけ。
鶏団子の寄せ鍋
ゲストの田中美佐子さんが、鶏団子鍋を紹介してくれました。
具材は、白菜、ネギ、干しシイタケ、鶏団子、豆腐、春菊、葛切り。
昆布でだしを取って、だしパックでもだしをとって、醤油とみりんで味付け。
料理研究家のあまこようこ先生の教えてくれた格上げ技は、鶏団子にマヨネーズを入れること。
鶏団子に卵を加えることもありますが、マヨネーズには卵が入っているので代用できます。
マヨネーズの油がひき肉をコーティングして、フワフワ食感になります。
混ぜたら油をなじませるため、30分寝かせるのがポイント。
材料は以下の通り。
- 鶏ひき肉 400g
- ネギみじん切り 少々
- しょうがのしぼり汁 少々
- にんにくのみじん切り 少々
- 塩こしょう 少々
- しょうゆ 少々
- 片栗粉 大さじ1
- マヨネーズ 大さじ2
また、葛切りはちくわの輪切りに通すと、散らばらずとりやすくなります。
まとめ
美味しくなる格上げ技は、簡単なものばかり。
キムチ鍋に梅酒、鶏団子のマヨネーズは、思いつきませんでした。
レンジの焼き芋は、早速作ってみました。
キッチンペーパーとラップでサツマイモを包みます。
600Wで1分加熱。ひっくり返してさらに1分加熱。
その後解凍モードで表裏7分ずつ加熱して出来上がり。
中を割ってみると、いい感じにねっとりしています。
サツマイモをレンチンすると、どうしてもパサパサになりがち。
これは時間をかけてじっくり加熱したので、石焼芋のようにしっとりねっとりした仕上がりになりました。
電子レンジでもこんなふうなるのは、ちょっとびっくり。
甘くておいしかったです。
オーブンよりの手軽にできるので、是非お試しください。
よかったらこちらもどうぞ。