2020年1月28日
病院掃除30年の、松本忠男先生に掃除法を教わりました。
今注意したい、ハウスダストがたまる危険な場所ワースト5
簡単な撃退法をお伝えします。
1位 家中にまき散らすエアコン
2位 危険な菌が付着するトイレ
3位 吸い込み率NO.1の布団
4位 意外と見落としがちな壁
5位 人が集まるじゅうたん
ハウスダストの危険な場所ワースト5
1位 エアコン
エアコンには、家中のほぼすべてのハウスダストが集結。
フィルターをしっかり掃除することが大事。
大きい埃はブラシで取り除いて、掃除の最後に必ず水洗いすること。
これだけでハウスダストは激減します。
2位 トイレ
使ったときに菌が飛び散り、壁や床のハウスダストに付着。
大腸菌や黄色ブドウ球菌は、ほこりを餌にして増殖するので危険。
トイレは掃除機をかけないこと。
掃除機の排気の風でハウスダストを飛ばします。トイレの外にまで飛んでしまうのでやめましょう。
100均でも買えるガラスワイパーで掃除します。
ガラスワイパーのゴムの部分を約5㎜幅に切り込みを入れて、床をひと吹きするとハウスダストがとれます。
3位 布団
布団の花粉で、花粉症が悪化することも・・
粘着クリーナーでハウスダスト対策できます。
布団を固定して、ハウスダストが舞わないようにゆっくり粘着クリーナーを引くこと。特に顔の部分やまくらなど。
掃除機で吸うと、表面にでてこないハウスダストまで引っ張り出してしまう恐れがあります。
布団は叩かないように。
4位 壁
壁は掃除をしない方も多いかも?
ハウスダストの多くは、人の動くでできた風で壁につきます。
壁についたハウスダスト同士が、重なり合ってたまります。
壁のハウスダストは、乾拭きでとれます。
柔軟剤で水拭きすると、ハウスダストがつきにくくなります。
ふきんを水と柔軟剤を混ぜたもので濡らし、きつく絞って優しく壁をふきましょう。
柔軟剤は静電気を防止する効果があります。
また、加湿器は静電気を抑え、ハウスダストの舞い上がりも防ぎます。
窓側や壁側に置くと結露になるので、できるだけ部屋の真ん中に置くこと。
5位 じゅうたん
人が集まるじゅうたんでは、動くだけでハウスダストが舞います。
正しい掃除機のかけ方をすることが大事。
掃除機をゆっくり後ろに引くこと。1秒間に20センチくらい。
ゆっくりかけるとハウスダストを舞い上がらせません。
粘着クリーナーは、表面だけで中のハウスダストは取れません。
フローリングは雑巾やモップでからぶき。水拭きは逆効果。
窓を開けるのは、掃除が終わってから。
まとめ
ハウスダストには、色々なものが含まれます。
衣類の繊維、髪の毛、動物の毛、人間の皮脂、唾液、食べこぼしのかす、綿埃、花粉、砂ぼこり、カビ、菌、ダニのふんや死骸など。
体に影響を与える可能性があるので、しっかり掃除したいですね。
とりあえず私は、ガラスパイパーを買いたいです。
トイレ以外の掃除にも、壁やフローリング、テーブルに使えるそうです。
もちろん、トイレとは別のもので使い分けましょう。
松本忠男先生の本
よかったらこちらもどうぞ。