2018年3月14日放送。
話題、大注目の体操、筋膜リリース
竹井仁教授に教わります。
筋膜が自由に動かせるようになると、下にある筋肉が自由を取り戻します。
筋膜とは筋肉を包む膜のこと。その膜をほぐすと、腰痛肩こりが解消できます。
肩こり解消、肩甲骨周りの筋膜リリース
1、腕を前に突き出し、20秒キープ。肩甲骨を押し出す感じ。
2、肩の高さで肘を引いて、20秒キープ。
3、肘を戻して腕を上げ、20秒キープ。
1日3回
猫背解消、広背筋の筋膜リリース
1、手のひらが上になるよう、腕を前に伸ばし小指をつける。
2、肘を90度曲げながら、10秒キープ。
3、手を上げ、肘が離れる寸前で20秒キープ。
1日3回。しっかり上げればバストアップにも。
顔の表情筋の筋膜リリース
1、肩の高さで腕全体でひし形を作る(左右の人差し指をつける)。
2、肘を支点に腕を上げ、10秒キープ。
3、あごを引いたまま舌を斜め上に突き出して10秒キープ。
4、口角を引き上げて笑顔で10秒キープ。
5、目を大きく見開いて10秒キープ。
6、口を大きく開けて10秒キープ。
1日3回。
たるみ解消の筋膜リリース
1、口と目を開いて5秒キープ。
2、くしゃ顔で5秒キープ(目をぎゅっと閉じる)。
3、口を横に広げて笑顔を5秒キープ。
4、頬をすぼめて5秒キープ。
1日5~10回が効果的。。
やってみました
「筋膜」なんて聞きなれない言葉ですが、今注目されているようですね。
・肩こり解消、肩甲骨周りの筋膜リリース
・猫背解消、広背筋の筋膜リリース
・顔の表情筋の筋膜リリース
・たるみ解消の筋膜リリース
それぞれ、やってみました。
正直、筋膜が筋肉を包み込んでいる膜と言われてもよくわかりません。
でもこの4つの筋膜リリースは、難しくないので、すぐにできます。
ただ、10秒とか、20秒とかの時間は、やってみるとすごく長く感じます。
筋膜をリリースすると言われると、???な感じですが、ゆっくり体を伸ばすのは気持ちいいです。
教えてくれた竹井先生は、本もたくさん出しています。
「自分でできる!筋膜リリースパーフェクトガイド」を読んでみました。
この本は「パーフェクトガイド」とあるように、たくさんの筋膜リリースのやり方が、写真付きで解説されています。
ウォーミングアップから、全身の筋膜リリース。
猫背直し、バストアップ、ストレートネック治し、首と肩回り、顔、骨盤、お尻、足、腕と色々な体の部分の筋膜リリースが載っています。
座って行うもの、立って行うもの、寝て行うもの、ボールやタオルを使うもの、本当にたくさんです。
正直、全部を毎日やるのは無理!
日替わりでやっていくか、自分の気になる所をやっていくのがいいのでしょうか。
ボールやタオルを使うものは少数で、ほとんどは一人で道具を使わずにできる動きです。
筋膜は、第二の骨格とも呼ばれるくらい重要な存在だそうです。
民間療法の「筋膜はがし」は間違いで、「リリース=解きほぐす」のが正解。
勢いをつけたり、無理にのばしたりしません。
お風呂でゆっくり体を温めるのもいいそうですよ。
竹井仁教授の本
首都大学東京、健康福祉学部教授
運動を解説した本は、累計50万部突破。
中国や韓国でも翻訳されています。