名古屋で人気の和菓子、鬼まんじゅうをご存じですか?
サツマイモがたくさん入ったお饅頭です?
2018年7月19日放送の「秘密のケンミンSHOW」で、愛知のおまんじゅうとして紹介されました。
あんこを愛する愛知で、あんこの入っていないおまんじゅうが人気とはちょっと不思議。
番組で紹介された名古屋の人気のお店をお伝えします。
ゲストの浅田舞さんは子どもの頃、お母さんがホットケーキミックスで作ってくれたそうです。
家庭でも作れるということなので、うちでも作ってみました。
作り方も載せましたので、参考にしてください。
秘密のケンミンSHOW「鬼まんじゅう」のお店
名古屋市千種区「梅花堂」
地元で人気の和菓子屋さん。
鬼まんじゅうは、すぐ売り切れるので、予約する人が多いそうです。
食べログ 梅花堂
名古屋市守山区「浪越軒」
鬼まんじゅうが看板商品の老舗和菓子処。
鬼まんじゅう(黒)は黒糖で黒い生地。
サツマイモは1日120キロ使用。皮をむき、機械で角切りにします。
小麦粉、砂糖、少量の水、天然色素、サツマイモを混ぜて丸めます。
せいろで蒸し上げて出来上がり。
- 1個 140円
食べログ 浪越軒
名古屋市北区「福寿餅」
カレー味の鬼まんじゅうがあります。びっくり!
鬼まんじゅうの歴史
愛知は昔から、サツマイモが身近にありました。
モノがない時代に、小麦粉と合わせて食べたのが始まり。
安価で気軽に作れるので、広まりました。
ゴツゴツした見た目が、鬼の金棒を連想させるので「鬼まんじゅう」と名前がついています。
作ってみました
鬼まんじゅうは素朴な和菓子。
材料もシンプルで手に入りやすいので、家で試しに作ってみました。
サツマイモ1本を、1㎝角に切ります。
皮つきもアリみたいですが、今回は皮をむきました。
5分位、水にさらしてアクをとります。
水気を切って、砂糖をまぶします。
きび砂糖を使いましたが、砂糖なら何でもいいと思います。
30分くらい置くと、水分が出てきます。
そこに小麦粉を入れて混ぜます。
ココットにクッキングペーパーを敷き、生地を流し込みます。
蒸し器がないので、フライパンで代用。
お湯を張ったフライパンにココットごと入れて、蓋をして20分くらい蒸します。
途中、お湯を足しました。
ココットから外してみて、生っぽくなければOK。
初めて作りましたが、なかなかそれっぽくできました。
生地を混ぜる時、粉っぽかったら水を足そうと思っていましたが、大丈夫そうだったので水なしで作りました。
さつまいも1本、皮をむいて300gくらい。砂糖と小麦粉は100gずつ使用。
この辺りの分量は、結構適当でも作れます。
小麦粉が多いとお饅頭じゃなくて、サツマイモ入り蒸しパンになりそうだったので、粉は少なくしました。
砂糖はもっと少なくしてもいいかなあ。
でもこれくらい甘い方が、和菓子っぽいかなあ。
生地はモチモチしていて、サツマイモはホクホクして、甘くて美味しかったです。
宮﨑のおまんじゅうは、オシャレな洋菓子風。中身はクリームチーズ。
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