沸騰ワード10 変わり者大調査
そんなに食べられるんだ? 話題のタダグルメハンター。
玉置豊さんは、だれも見向きもしないが、意外とウマイ食材をタダでとって食べまくる男。
2018年7月20日放送回では、マテガイ・アナジャコ
2018年8月10日放送回では、テナガエビ・ダイナンギンポとイソガニ
タダでとって食べるタダグルメを教えてくれました。
沸騰ワード10 タダグルメハンター 玉置豊さん
干潟のマテガイ
釣り場 ふなばし三番瀬海浜公園
みんながアサリをとっている潮干狩りの海で、一人で砂に粉を振る男を発見。
実は干潟に塩を入れると、マテ貝が取れます。
貝はひし形なので、同じひし形の穴を探します。
穴が見つかったら、塩を少し入れます。マテ貝がいると出てきます。
マテガイはスーパーで買うと、1キロ3000~4000円。
砂抜きなしでも食べられます。
シンプルにバター焼き。
仕上げに、ネギを振りかけたら出来上がり。
マテガイは塩分濃度に敏感なので、塩を振ると身の危険を感じて飛び出します。
川のアナジャコ
釣り場 都内を流れる川の河口
少し表面の泥を描きだすと、泥の中に穴が見つかりました。
穴になぜか筆を刺していきます。
穴から爪があらわれたら、手でつかんで引き上げます。
穴に筆を刺すと、筆を敵と勘違いして押し返します。
出てきたのはアナジャコ。今が旬。
泥干潟に巣穴をほって生息しています。九州の有明海などでは「マジャク」とも呼ばれます。
買えば1キロ、3000~5000円
泥を水で流し、唐揚げ粉をまぶし唐揚げに。
殻も柔らかいので、丸ごとそのまま食べられます。
唐揚げにすると、本当に美味しそう。泥臭くありません。
(写真はアナジャコの煮付です)
テナガエビ
釣り場 多摩川河口付近
針金ハンガーと、お弁当の醤油入れでテナガエビを釣ります。
仕掛け作り
- 針金ハンガーを便利で分解する。
- ハンガーの先を丸め、糸と針を通す
- 醤油入れを糸にくくる
- 残り物の切り身を針につける
- しょうゆ入れが動いたら、引き上げのチャンス!
護岸の障害物の隙間にいるテナガエビ。
日本の川や池に生息し、割烹料理にも使われる食材です。
タダグルメハンターがやっていたのは、「穴釣り」と言う手法。
ハンガー竿だと、エビの目の前に直接エサを垂らすことができます。
テナガエビと雑草のアヒージョ
謎の草を使った、テナガエビ調理。
テナガエビは飲める水の中で、泥を吐かせておきます。
- テナガエビの口元の砂袋をとる。
- 塩でもむ。
- 熱したオリーブオイルへ入れる。
- 草を茹でて加える。
草は実は、スベリヒユ。
全国に分布し、山形や沖縄では食用として親しまれている草。とろみがあります。
ダイナンギンポ&イソガニ
釣り場 神奈川県三浦半島の先・城ヶ島
海ではハンガー竿を使いますが、糸は短くします。
醤油さしもいりません。
ハンガーは針金。好きに曲げて、生き物のいそうな場所に近付けます。
釣れるのは、ダイナンギンポ。
高級魚ギンポに似ている、タダグルメです。
骨をとって天ぷらにすると、ふわふわして穴子のように美味しい。
次に別の仕掛けを用意。
竹の棒にさんまの尻尾、わっかになった釣り糸をつけたもの。
獲物をおびき寄せ、近づいたことろで糸をしめ、捕まえる方法が「ひっこくり」
イソガニがとれます。
イソガニは油で素揚げ。塩でいただきます。
残ったカニで、味噌汁も作れちゃいます。
まとめ
- 玉置豊さんは、タダグルメハンター。
- 海の干潟では、塩でマテガイが取れる。バター焼きがオススメ。
- 川の河口では、筆でアナジャコが取れる。唐揚げがオススメ。
- 多摩川では、テナガエビがとれる。
- 草のスベリヒユは食べられる。
- 城ヶ島では、ダイナンギンポとイソガニがとれる。
- 針金ハンガーは釣り竿になる。
アサリの潮干狩りの言った時に、偶然マテガイをとったことがあります。
狙ったわけではなく、偶然とれたのもの。
細長くて真っ直ぐで、貝殻がとても薄い、変わった貝です。
私もバター焼きで食べました。普通に美味しかったですよ。
後日塩を振ってとるやり方も試してみましたが、あんなにたくさんはとれませんでした。
穴を見つける目が違うのでしょうか。さすがです。
アナジャコは初めてみました。いつかとってみたいな。
調べてみました
玉置標本
タダグルメハンター、気になりますよね。
ちょっと調べてみました。
本名の玉置豊さんで登場されましたが、「玉置標本(たまおきひょうほん」という名前で活動されています。
1976年埼玉県生まれ。
東京のウェブ制作会社に勤めた後、30歳でフリーライターに転身。
現在は埼玉在住で二児の父。趣味は釣りを中心とした食物採取全般。
私的標本
玉置さんのブログです。
捕まえて食べたり、お出かけをしたり、やらなくても困らない挑戦などの記録。
趣味の製麺
玉置さんは製麺も趣味。
家庭用手回し式鋳物製麺機(小野式製麺機など)を使っ た、ラーメン、うどん、そばなどの自家製麺についてのブログです。
捕まえて食べる
玉木さんは本も出版されています。
タイトルはシンプルに「捕まえて食べる」
Amazonのグルメエッセーで、ベストセラー1位獲得。
よかったらこちらもどうぞ。
以上、ふう@FuuNikkiがお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございます。