2019年5月15日。
宝物お直しセンターは、ぬいぐるみのお直し。
杜の都なつみクリニックは、ぬいぐるみの病院。
まずぬいぐるみの体重・身長をかかり、手術を行います。
抜け落ち・色落ちも、キレイによみがえります。
真っ直ぐ座れなくなったネコ
9歳のころから16年間大切にしている、猫のぼたんちゃん。
傾き、生地が傷んでいます。
座るタイプのぬいぐるみは、お尻にビーズ袋があって重心となっているもの。
このネコちゃんはビーズ袋が破けていたので、ビーズをより分けてビーズ袋を作り直しました。
手術後は入浴して、ブラッシング。
鼻は昔黒かったので着色。足は作りお直します。
綿を入れなおして、フカフカに。
犬のぬいぐるみ
32年間愛され続けた、耳を大けがした犬のぬいぐるみ。うゆちゃん。
家族が修理した後が、色々な所に見られます。
あたらしい生地で縫い直す、生地交換手術を行います。
今回は自由に動かせるようにするのが希望ということで、中にトイスケルトンを綿で包んでから入れます。
元々の古綿は、ピンクのハートにして中に入れます。思い出のある綿もずっと一緒に。
生地は全部変わりましたが、目と鼻は元々あったものを使用。
キレイに、元気になりました。
背骨が折れたイルカ
依頼主は22歳の男性。
17年抱きしめて、背骨が折れたイルカの大きな抱き枕。イルカン。
八景島シーパラダイスで買った時、「おじいさんになるまで大切にする」と言っていたイルカです。
よれよれなので、中綿の摘出手術を行います。
入浴して汚れを落としたら、仕上げは泡ぶろでかけ湯。
口の中はピンク色の生地に交換し、キレイになった生地に綿を入れていきます。
真白でフカフカの抱き枕の蘇りました。
杜の都なつみクリニック
院長は、箱崎菜摘美さん。
問診表があり、内科・外科・眼科など、治療内容を細かく記入します。
・内科の主な治療は、古い綿を取り出し、新しい綿を詰め直し。
・外科の主な治療は、表面についた傷の手術。
・耳鼻科は、耳や鼻の治療。
料金を調べてみました。
入院の基本費用は、ぬいぐるみのサイズ(縦横奥行きの合計)で変わります。
・一番小さい25㎝までで、7000円。
・25~40㎝で、9000円
・40~70㎝で、13000円
大きいサイズになるほど、料金が上がります。イルカはすごく大きそうだったので、2万円以上しそうですね。
治療費やオプションは、別途かかります。
ぬいぐるみを自在に動かすトイスケルトンは、5000円(材料代別)
古い中綿を詰めたこころハートは、1500円となっています。
〒110-0015
東京都台東区東上野5丁目4-19 第一佐藤ビル4階
03-5246-4564
診療時間 11:00~19:00
定休日 土・日・祝日
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サイト 杜の都なつみクリニック
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