2023年1月14日
世界一受けたい授業
名画に隠された怖い秘密。知れば知るほど面白い”怖い絵”
ベストセラー『「怖い絵」で人間を読む』の著者・中野京子先生が登場。
この記事では、中野京子先生の著書を紹介しています。
世界一受けたい授業 怖い絵
本当は怖い名画ミステリー
「豆の王様」
フランドルの画家 ヤ―コブ・ヨルダーンス作
キリスト生誕のお祭りの様子を描いたもの。
絵の中に「酔っ払いほど狂人に近いものはない」とのメッセージが。
17世紀のフランドルは飢えに苦しんおり、今日食べておかないと明日どうなるかわからないと狂乱状態に。
ハエが魔除けに描かれた作品
ハエ=悪魔の化身=腐敗・不浄のもの。あえて描くことで魔除けに。
- 「聖母子」カルロ・クリヴェッリ作
- 「ホーファー家の女性の肖像」作者不明
- 「果物と花のある静物」ジェイコブ・ファン・フルスドンク作
「ジン横丁」
ウイリアム・ホガース作
イギリス・ロンドンのスラム街で粗悪な酒ジンが流行した様子を描いた絵。
新聞の載っていた事件を1枚の絵に描いています。
崩れた建物、理髪師の自殺、梅毒、ジンを飲まされる赤ちゃん…子どもたちが犠牲になっている様子を絵画化。
「切り裂きジャックの寝室」
ウォルター・シッカ―ト作
人の気配を感じる気味の悪さが感じられる絵。
作者は、切り抜きジャック事件に異様に固執した画家。
かつて住んでいたと言われる部屋をアトリエとして借り、「切り裂きジャックの寝室」を制作。
作者は死後、有力な犯人候補に。
そして米国のミステリー作家が7億円もの私費を投じて調査し、シッカートを真犯人とした仮説を立てています。
中野京子先生
北海道生まれ。早稲田大学講師。
専門はドイツ文学・西洋文化史。
著書「怖い絵」」シリーズが大ヒット。展覧会や舞台化もされました。
「怖い絵」で人間を読む
怖い絵
名画の中で働く人々 ───「仕事」で学ぶ西洋史
中野京子先生の怖い絵まとめ
絵に隠されたミステリー。
中野京子先生の著書を紹介しました。
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以上、ふう@FuuNikkiがお伝えしました。
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