2019年7月27日 世界一受けたい授業
大人気漫画『はたらく細胞』
赤血球など細胞を擬人化した『はたらく細胞』から体の仕組みを楽しく学ぶ!
人間の体の中でどんな風に細胞が働くのか?
作品では、体の中の世界を街で表現し、人体図は出てきません。
免疫細胞がガンをいかに防いでいるのか、研究者目線でも正確な内容と、エモリー大学の大須賀覚さんも言っています。
はたらく細胞の、医療監修をした医療法人ひかり会パーク病院院長 原田知幸先生の授業です。
はたらく細胞に学ぶ体の働き
赤血球
酸素と二酸化炭素を運ぶのが赤血球。
漫画では宅配便の女の子で表現。
帽子は赤血球の形をしています。道を間違えるおっちょこちょい。
神社の形をした心臓に二酸化炭素を運び、肺で二酸化炭素と酸素を交換。血管を通り細胞の元へ酸素を届けます。
怪我をして大量出血すると赤血球が激減し、細胞に酸素が行きわたらなくなります。
赤血球の鉄分が不足すると、鉄欠乏性貧血を起こします。
鉄分は酸素の運搬に欠かせない物。
血小板
出血した時に、血をとめてくれるのが血小板。
小さな子で表現しています。
凝固因子でフィブリンをつなぎ合わせ傷口を塞ぐ血栓を完成させます。
赤血球が固まってかさぶたになります。
白血球
細菌と闘ってくれるのが白血球。
血管をすり抜け、自由に移動できる能力が備わっています。
空腹状態が続くと、血液中の糖分栄養分が少なくなり、白血球も空腹になり、細菌をウィルスを勢いよく食べます。
ご飯は腹八文目がオススメ。
NK細胞
ナチュラルキラー細胞。
がん細胞は健康な人でも、毎日約5000個体内で発生しています。
NK細胞ががん細胞を見分け、攻撃するので、ガンになりません。
ただしNK細胞は20歳をピークに、加齢とともに活性低下します。
ストレスでもNK細胞の働きは低下しますが、笑うと活性化します。
「はたらく細胞」
以上、ふう@FuuNikkiがお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。