世界一受けたい授業 曽野綾子の老老介護&終活【生前やるべき3つの事】

2018年5月19日

世界一受けたい授業

ベストセラー作家が、自らの経験から教える、老老介護や終活を乗り越える術。

曽野綾子先生の介護体験のお話と、先生が考える生前やるべき3つの事をまとめました。

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世界一受けたい授業 曽野綾子先生の介護&終活

曽野綾子先生の介護の考え方

介護する人は怠け者がいい

先生曰く「ちゃんとやろうと思う人よりも、怠けものが良い

疲れている時は、介護も適当に。

食事などが手抜きであっても、体を拭くのが一部であっても、「人間そんなことでは死なない

プライドがあり頑固なご主人の要求をすべて答えると、介護ストレスが溜まってしまいます。

またご主人に呼ばれても、自分で来るよううながしたと言います。

ご主人がが運動不足にならないよう、あえて突き放すことで、やる気を起こさせたそうです。

介護のために物を減らす

介護にあたって、まず大きな家具などを捨てたそうです。

リビングの棚、テーブル、イスなどの家具を捨てて、そこに介護用のベッドを入れました。

余計なものを置くと、ご主人が歩く邪魔になると考えてのこと。

終活のススメ 生前にやるべき3つの事

介護をする中で、先生は「自分の人生をどのように終わらせるか?」考えるようになったと言います。

元気なうちに考えておくのは大事ですね。

通帳を1つにまとめておく

たくさんあると、残された人が大変です。

自分で治療法を決めておく

先生は、胃ろうを行わない、気管切開をしないと決めています。

故・日野原重明先生の教えです。

夫婦家族で十分な会話をしておく。

死後何を望むか、価値観を知るには会話しかありません。

治療法も家族で話し合っておきましょう。

まとめ

今の日本は、高齢化社会。

日本人の平均寿命は、男性約81歳、女性約87歳。

介護する人、される人、ともに65歳以上の高齢者である老老介護が増え、2件に1件が老老介護です。

曽野先生も老々介護の体験者です。

夫である作家・三浦朱門さんは2015年に倒れ、1年1か月、曽野先生が介護しました。

先生は、夫の死後6日目には、オペラを鑑賞したそうです。

「今まで通りに生きて欲しい」との夫の望みがわかっていたから。

生前たくさん会話をしていたから、そういった希望もわかっていたのでしょう。

やっぱり会話って大切ですね。

身辺整理、わたしのやり方

モノ、お金、家、財産、どのように向きあうべきなのか。

曽野綾子先生が贈る「減らして暮らす」コツ。

夫の後始末

80代なかばにして直面した、90歳になる夫の在宅介護。

「週刊現代」大人気連載の単行本化。

介護についてはこちらもオススメです。

2018年12月15日放送。 阿川佐和子先生のベストセラー。 「看る力 アガワ流介護入門」 阿川佐和子先生と、医療法人...

以上、ふう@FuuNikkiがお伝えしました。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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