世界一受けたい授業、マルトリートメント第2弾!子どもの脳を守るには?

2019年1月19日放送。

夫婦喧嘩を見ると子どもの脳が変形する!?

友田明美先生の、マルトリートメント(不適切な養育)の授業、第2弾。

子どもの変形した脳を治す方法とは?

子どもを怒り過ぎたときの正しい対処法とは?

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よくあるマルトリートメント

1位 子どもの存在を否定する暴言

言葉の暴力により、心因性難聴を患った例も。

叱る時は、ポイントをしぼり、60秒以内で。

2位 兄弟や友達と比較

誰かと比べながら叱ると、子どもの自尊心を傷つけ、脳にダメージが。

3位 裸でウロウロ

見たくないものを見ると、視覚を司る視覚野が変形。

記憶力・認識能力が低下。

必ず脱衣所で着替えましょう。

最近気になるマルトリートメント

代理ミュンヒハウゼン症候群

子供を献身的に看病する母親。

同情を集めて自己愛を満足させます。

自分のために、子どもに危害を加える親が増えています。

子どもは感情を司る前頭前野が変形してしまいます。

一人で留守番が多すぎる

家族とのつながりが少ないと感じ、自己嫌悪におちいります。

脳梁が小さくなり、コミュニケーションが苦手な大人になってしまいます。

どうしても一人で留守番をさせる時は、思い切りほめましょう。

ネグレスト

育児放棄された経験があると、脳梁が小さくなり、ご褒美に反応しなくなります。

報酬をもらうことで活性化するはずの脳が、大人になってもほとんど反応しなくなってしまうことが。

子どもへの接し方

変形した脳でも治るの?

親が愛情をたっぷり与えて関係を修復すると、回復する可能性があるそうです。

子どもに怒りすぎたと思った時のフォローは?

子どもを起こった後は、抱きしめることがいい。

スキンシップが大事。子どもをハグしましょう。

絆ホルモンのオキシトシンが分泌され、親子の愛情を深め、安心感を高めます。

子どものほめ方(耳打ち効果)

母親が本人に直接ほめるだけでなく、父親に褒めているところを、子どもにさりげなく聞かせること。

普通にほめるよりも、何倍も子どもの自尊心が成長するそうです。

まとめ

子どもの虐待は増え続けています。

親に問題があるのでしょうか?

友田先生は子育てに悩む親に「最初から完璧な親はいない」と声をかけます。

完璧を目指すと、現実とのギャップに悩んで苦しむもの。

「そのうちできるようになる!」と悩み過ぎないことが大事。親のストレスを減らすことが大事。

「共同子育て」という言葉も出てきました。

親戚や子育て支援など、第三者が関わって育てた子どもの方が、脳のネットワークが発達するそうですよ。

友田明美先生の本


子どもの脳を傷つける親たち (NHK出版新書 523)


虐待が脳を変える 脳科学者からのメッセージ [ 友田 明美 ]

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