2019年9月12日
秘密のケンミンSHOW
極細とコシが魅力!奈良「三輪そうめん」
日本三大素麺は、播州素麺(兵庫県)、三輪素麺(奈良県)、小豆島素麺(香川県)。
その中で、奈良の三輪素麺が取り上げられました。
”三輪素麺はスーパーで買う他の素麺とは違う”と、県民の皆さんおっしゃいます。
奈良県熱愛グルメ・三輪そうめん
三輪そうめんの「三輪」は「三輪山」のこと。奈良県桜井市が本場。
桜井市を中心に、奈良県内に三輪そうめんメーカーは70軒以上あります。
桐箱入りの三輪素麺は、お中元の定番です。
普通の素麺よりも細くても、しっかりこしがあり、切れたりしません。
極細なので、茹で時間はたったの60秒。
食べ残したものは水と一緒に冷蔵庫で保管。ヨレヨレにならず美味しくいただけます。
三輪そうめんは細さとコシが特徴。時間がたっても伸びにくいのです。
そうめんの「ふし」は、お味噌汁の定番。
そうめんを作る時につるした端っこの部分です。
小麦粉、塩水を練って作られます。ローラーにかけて紐状にして、さらに細くして、手延べマシンで極細に。
丸一日乾燥したら完成。
細さのランク
そうめんは、細さのランク=値段のランク。
細ければ細いほど高級品。
- 神杉(かみすぎ) 約0.5㎜
- 緒環(おだまき) 約0.7㎜
- 瑞垣(みずがき) 約0.9㎜
- 誉(ほまれ) 約1.2㎜
そうめんは奈良発祥
1200年くらい前に、日本最古の神社「大神神社」の宮司の次男が、飢饉に苦しむ人を救うため、三輪の里で小麦を植え、そうめんの原型となる「索餅(さくべい)」を作ったのが最初。
江戸時代にはお伊勢参りの宿場として栄え、そうめんの製法を学んだ人が地元に持ち帰り、全国に広まりました。
三輪そうめんのお店
三輪素麺茶屋 千寿亭
- トマト味噌にゅうめん 982円
梁山泊
- 揚げ素麺 野菜あんかけ 734円
三輪素麺のお取り寄せ
奈良の三輪素麺。
高級だけあって、美味しそうでしたね。
その年作られたそうめんは新物(しんもの)と言います。
一年寝かせたものが古物(ひねもの)、2年寝かせたものが大古物(おおひねもの)。古いほど高級です。
こちらは新物。番組で紹介されていた老舗メーカー「池利」のそうめんです。
三輪そうめん40束 50g×40束 2kg 約26人前 誉 新物 池利
お味噌汁の具の定番、ふしはこちらです。
できたお味噌汁に入れるだけでOK!
三輪そうめん 素麺 ふし 200g 吉田麺業 ケンミンショー
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