2019年4月9日
人生最高のアジフライの秘訣は、自分でさばくこと。
東京吉兆で12年の包丁のスペシャリスト・服部栄養専門学校日本料理専任教授の西澤辰男さんに聞きました。
わずか10分で魚を三枚に下ろすコツ
包丁の握り方
魚をさばく時、包丁は人差し指は上に置く。
人差し指がセンサーになり、正確に切れます。
下準備
1、ウロコや頭を切って、内臓をとる。
2、フキンなどで水気をふき取る
立ち位置
立ち位置はやや離れた場所。包丁をひいた時、お腹が当たる距離に立つ。
アジを3枚に下ろす
包丁を入れる順番は、腹→背→背→腹。
最初に皮だけ切って、どれをガイドラインにして深く切るのを繰り返します。
1、最初は腹の皮だけを切る。
2、1の切れ目をガイドラインにして、奥の中骨まで切る。
3、背の皮だけを切る。
4、3の切れ目をガイドラインにして、中骨まで包丁を入れる。
5、尾の付け根から背骨にそって刃を入れて、身を切り離す(これで片身が離れる)
6、ひっくり返して、反対側の背に切れ目を入れる。
7、6の切れ目をガイドラインにして、中骨まで包丁を入れる。
8、皮に切れ目を入れ、奥まで包丁を入れる(これで反対の片身が離れる)
9、腹骨を切る。包丁を寝かせて入れ、最後に包丁を立てること。
アブフライのソース
1、キュウリをすりおろして水気を切る
2、大葉、ミョウガ、ポン酢を混ぜる。
3、一味をかける。
冷凍のアジフライは鮮度が落ちています。
フライでも、自分でさばいた方が美味しい!
魚をさばくのはメンドウなのでさけてきましたが、今度やってみようと思います。