2018年9月26日放送。
血管の若返りの新常識が紹介されました。
・実は味噌汁が高血圧にいい?
・第3のコレステロール「超悪玉コレステロール」を撃退するには?
2018年2月7日のソレダメの内容も合わせてお伝えします。
高血圧予防
高血圧
血管に老廃物がたまることで、血流が悪化。
塩分の摂りすぎに要注意。
血液の塩分濃度が上昇すると、水分で薄めようとして、結果高血圧になります。
米糀みそが高血圧を防ぐ
食塩摂取量は世界トップクラスでも、日本人の高血圧人口はそれほど多くありません。
実は味噌がイイ!
味噌のACE阻害活性が、血管を拡げ、血流がスムーズになります。
また、腎臓は血液をろ過して塩分を排せつしますが、味噌のある成分が腎臓の働きをサポートすることが分かりました。
大豆成分の中で、味噌だけに含まれ、名前はまだありません。
摂取した食塩の30~50%を排出します。
熱に強いので、みそ汁やみそ炒めでも。
この成分は、麦味噌、豆味噌にはありません。
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みそ汁のおすすめの具
豆腐、わかめ、ネギの中では、わかめ。
海藻類のカリウムには、塩分を排せつする作用があります。
味噌の適量は?
みそ汁なら1日2杯。
超悪玉コレステロール
コレステロール
脂質の一種で、肉や卵に含まれます。
悪玉・善玉がありますが、悪玉=悪者ではありません。
悪玉コレステロール…老化で傷ついた血管を修復。修復後、内側について血流を妨げます。
善玉コレステロール…悪玉コレステロールを運んで、血液の流れを良くします。
超悪玉コレステロール
善玉でも悪玉でもない、第3のコレステロールが存在します。
実は、悪玉が3割、超悪玉が7割。
悪玉コレステロールが小さくなったものが超悪玉。酸化が原因と考えられています。
超悪玉は善玉によって運ばれず、血管を詰まらせます。
超悪玉が多いサイン
・肌にあざのような斑点がある。
・歩行中、ももやふくらはぎが痛くなった。
超悪玉化を防ぐには玉ねぎ
玉ねぎは加熱して食べること。
加熱すると、トリスルフィドとセパエンという成分がパワーアップ。
この二つは、悪玉コレステロール値下げることが確認されているそうです。
玉ねぎと冷ご飯
2018年2月7日のソレダメでも、血管の老化について取り上げられていました。
その時には、血管を元気にする食べ物として、玉ねぎと冷ご飯が紹介されていました。
ケルセチンは血流を改善しますが、玉ねぎの皮にたくさん含まれます。
日に当てると、皮以外のケルセチンが増えます(1週間で4倍に)。
ケルセチンをとるには、生のサラダがオススメだそうです。
また冷たいご飯には、難消化性でんぷんが含まれます。
消化しにくいので、血糖値の上昇を抑えます。
また、朝の歯磨きも大事!
朝の起きると、口の中には歯周病菌がいます。
歯周病菌が血管の中に入り込むと、脳卒中や心筋梗塞の原因になると考えられています。
歯周病菌が血管の中に入ると、内壁に付着してプラーク(塊)を作り、血管が詰まりやすくなります。
歯周病の人は、他の人よりも脳卒中にリスクが2.8倍だそうですよ。
まとめ
血管は老化しやすいもの。
特に女性は50代から女性ホルモンの低下に伴って、血管の機能が急速に低下するそうです。
超悪玉コレステロールなんで、初めて聞きました。気をつけないと…。
若々しい血管のためには、わかめの味噌汁と玉ねぎ!
安くていつでも売っている食材なので、毎日でも食べられますね。
冷ご飯は、おにぎりなら美味しく食べられますね。
参考にしてください。
上原誉志夫先生
教えてくれたのは、共立大学の上原誉志夫教授。
こんな本を出版されています。
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