11月2日の主治医が見つかる診療所
誰もが持っている腸内細菌、痩せ菌を増やして健康に!
腸内にはやせ菌と、デブ菌がいます。
腸内環境によって、このやせ菌が増えたり、デブ菌が増えたりします。
やせ菌を増やす食品を食べて、腸内環境を整えましょう。
おすすめ食材・らっきょうとなめこのレシピをお伝えします。
やせ菌を増やそう!
やせ菌と短鎖脂肪酸
やせ菌は短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)を作ります。
この短鎖脂肪酸は脂肪細胞の取り込み口をふさいで、脂肪の吸収をブロックしてくれます。
赤ちゃんのうんちは酸っぱい匂いがしますが、コレは短鎖脂肪酸によるもの。
腸の中を弱酸性にして免疫力がアップします。
エサは水溶性食物繊維
食物繊維には、不溶性と水溶性があります。
短鎖脂肪酸は、水溶性食物繊維がエサになります。
現在人は、水溶性食物繊維が足りていません。
水溶性食物繊維が多い食材
- 切干大根(乾) 100g中5.2g
- 納豆 100g中2.3g
- かんぴょう(乾)100g中6.8g
- ゴボウ 100g中2.3g
- ニンニク 100g中4.1g
- 押し麦 100g中6.0g
ゴボウは水溶性・不溶性、両方含まれます。
らっきょうレシピ
らっきょうの食物繊維
日本の伝統保存食らっきょう。
100g中18.6gの水溶性食物繊維を含みます。
らっきょう農家の方に、おすすめの食べ方を聞きました。
らっきょう漬け
- 水に砂糖・酢・唐辛子を加える。
- らっきょうを入れる。
- 約1か月で完成。
らっきょうカツ
- 豚バラ肉に豆板醤を広げる。
- らっきょうを1粒乗せ巻く。
- 小麦粉・卵・パン粉をまぶして、約5分揚げる。
らっきょうのチーズ巻き
- ハムの上に溶けるチーズを重ね、らっきょうを1粒乗せて巻く。
- 爪楊枝で刺す。
- 180度のオーブンで3分温める。
焼きらっきょう
- エシャレットを焼く。
- 酒・みりん・醤油・砂糖・酢を合わせたたれをかける。
早く収穫したらっきょうがエシャレットです。エシャロットは玉ねぎの一種。別物です。
らっきょうドレッシング
オリーブオイル、塩コショウ、らっきょう、らっきょうの漬け汁をミキサーでかき混ぜるだけ。
漬け汁にも水溶性食物繊維が含まれています。
らっきょうそぼろ丼
材料…ご飯、味噌・豆板醤・らっきょう、牛ひき肉、しいたけ、油、ネギ
- 牛ひき肉を炒める。
- みじん切りのらっきょうとシイタケを加えて炒める。
- 味噌と豆板醤を加える。
- ご飯の上にのせて、ネギを散らして完成。
なめこレシピ
なめこの食物繊維
やせ菌を増やす山の食材は、きのこの中でも粘りがあるなめこ。
水溶性食物繊維が多く含まれています。
なめこといえば、味噌汁くらい? 産地で食べ方を伺いました。
なんばんなめこ
山形の郷土料理。
- なめこを薄めただし醤油で煮詰める。
- かき混ぜながらぬめりを増す。
- 最後に唐辛子をかける。
麻婆なめこ
- 豚ひき肉を豆板醤と炒める。
- なめこを加えて炒める。
片栗粉の代わりに、なめこでトロミを付けます。
汁もの・鍋物
- 納豆汁…山形の郷土汁。納豆のすりおろしと、なめこを入れた味噌汁。
- きのこ鍋…まいたけ、シイタケ、なめこなど、さまざまなきのこを入れた鍋。
作ってみました
やせ菌を増やすには、らっきょうとなめこを食べよう!
普段、らっきょうはまったく食べません。カレーに添えるのは福神漬けだけ。
なめこは味噌汁で食べるくらいです。
らっきょうのチーズ巻き
スライスチーズとハムでらっきょうを巻きます。
使ったのは、市販のらっきょう漬け。
爪楊枝で止めると、かわいいですね。
オーブンなメンドウなので、オーブントースターで焼きました。
1000Wで、5分位。
ちょっとした、おつまみですね。
チーズのおかげで、多少らっきょう臭さが和らぐ気がします。美味しかったです。
他にらっきょう料理ってあるかしら? と思って作ったのがタルタルソース。
キュウリの代わりにらっきょうで。違和感なしですね。
なんばんなめこ
出汁と醤油と水で、なめこを煮ました。
仕上げに、七味をかけて。あっという間に出来上がり。
田舎の朝ごはんに出てきそうな、素朴な味です。
ご飯によく合いますが、冷ややっこに乗せてもいいですね。
色々な料理に、らっきょうとなめこを取りいれてみようと思います。