2020年5月12日
今だから気を付けたい「体の部位ランキング」
外出自粛で運動不足や歩かない生活になっていませんか?
今だからこそ気を付けたい体の部位が、腰・脳・心臓・肝臓・目など危険度順にランキングで発表されました。
今だからこそ気を付けたい体の部位ランキング
1位 目
家にいてスマホやパソコンを使うことが多いと、目に負担がかかります。
長時間近くを見続けることで、ピント調節機能の低下がみられます。
毛様体筋をほぐすストレッチ
目スクワット
- 目から30~40センチの場所に親指を立てる
- 親指の爪にピントを合わせ15秒見る
- 部屋のなるべく遠くか、窓の外を1分見る
- 1セット5回繰り返す
手元での作業が1時間続いたら、やるのがおすすめ。
2位 肝臓
お酒だけでなく、運動不足も肝臓に影響が…
運動不足で中性脂肪が肝臓に蓄積すると、1~2か月で脂肪肝になることもあります。
軽い筋肉トレーニングやストレッチがおすすめ。
食事は味噌汁がおすすめ。たんぱく質、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれます。
シジミのみそ汁は、アミノ酸の一種タウリンが肝臓を丈夫にします。
もやしのみそ汁は、ビタミンB1,B2が肝機能を高めます。
3位 心臓
外出自粛で、脚の筋肉が衰えます。
脚の筋肉が衰えると、血液がうまく循環さず、心不全などにつながります。
脚の筋肉の維持には、1日約2000~3000歩が必要。
足踏みだけでも、1日に20~30分は歩きましょう。
心臓のためにできること
・脚のストレッチ
- 脚を組み、足首から膝のほうまでもむ 両足2~3セット
- かかとを心臓の方へ持ち上げる(股関節を意識する)
・高温のお風呂に入らない(40~41度で20分程度がよい)
・炭水化物を控える
心臓のためにおすすめの食べ物
心臓には、鰹節と肉がおすすめ
鰹節のかつお節由来ペプチドは、血圧を下げる効果が期待。血管に良いDHAやEPAも豊富。
肉の赤身に含まれるL-カルニチンは脂肪燃焼作用があります。
肉を食べる時は塩分控えめに。
水分もしっかりとること。
4位 脳
人とのコミュニケーション不足、運動不足が問題。
コミュニケーション不足で、脳の海馬の働きが低下し、認知症のリスクが高くなります。
また、コミュニケーション不足だと、認知障害の早期発見が遅れます。
認知症予防法
- オンラインで会話をする(電話でも可)
- 話を聞いてリアクションする(一番よくないのは無感情)
- 手を動かす
手を動かして家事をするのが効果的。
家事は同時進行でやっていくので、普段使っていない脳を使います。
漢字の書き取りや、クロスワードもおすすめ。
笑う、泣く、驚くも、脳に良いそうです。
脳梗塞予防
運動不足だと、ドロドロ血になって、脳梗塞のリスクが高くなります。
筋肉を動かすとポンプ機能が働き全身に血が回り、脳に血が回ります。
きのこ(特にまいたけ)は、毛細血管を拡張させるナイアシンが含まれます。
甘酒も血流改善&免疫力アップ効果があります。
5位 腰
在宅が増えて、ひざの痛みを訴える人は減って、腰の痛みを訴える人が増えています。
ずっと座って作業をしている人は、腰に負担がかかっているのかも?
足を伸ばして座る、椅子の上であぐら、体育座り、ソファで座るなど、猫背になる座り方が問題。
正座は大丈夫だそうです。
腰に負担をかけない正しい座り方
正しいS字カーブが保てるかがポイント。
- 椅子に座面の奥まで深く座る
- 背もたれに、もたれかかる
- 椅子の高さは膝や足首が直角になるくらいがベスト
- バスタオルをロールに丸めて、ベルトの高さくらいに挟む。
パソコン作業では、モニターの位置を高くするとより良いそうです。
腰痛予防ストレッチ
壁ドンストレッチ
負担をかけないようにゆっくりと行うこと。
症状によってストレッチが違うので、医師に相談のこと。
- 足を壁から半歩くらい離して、壁をむいて立つ
- 壁に手をついて、腰を反らす
- 腰を反らして戻すを10回くらい目安に繰り返す。
よかったらこちらもどうぞ。