2022年3月18日
ザワつく!金曜日【CoeFont】
本人がいなくても何でも喋らせることが出来る!?
最新技術“声を学習するAI(人工知能)”と、その開発者が紹介されます。
スタジオではちさ子さんの声を使って実証⁉
この記事では、ザワつく金曜日で紹介予定の、AI音声合成「CoeFont(コエフォント)」についてまとめています。
ザワつく金曜日 CoeFont(声フォント)
AI音声合成 CoeFont
AI音声合成プラットフォーム。
目指したのは「声」を「フォント」のように扱えること。
最先端の音声技術を駆使し、人間に限りなく近い発話を実現。
作成したCoeFontは、CoeFont上で公開可能。
他のユーザーのCoeFontを利用して音声合成も可能。 作成したCoeFontが利用されるたびに、CoeFontの作成者に収益として還元されます。
料金は?
CoeFont(声フォント)を作る
決められた文章を読んで収録→AIが声を分析し学習→パソコンに文字を打ち込むAIが読み上げる。
声の精度によって、料金が変わります。
- ローエンド(お試し版) 15分 500円
- ミドルレンジ(標準) 60分 1000円
- ハイエンド(最高精度) 120分 1500円
CoeFont(声フォント)を使う
無料で始められますが、月額プランに加入すると、より多くの機能が利用可能になります。
- 個人利用向け ライト 500円/月
- 法人利用向け ビジネス 30000円/月
- 法人利用向けは、プラン「エンタープライズ」もあり。
すでに有名人の声フォントもあります。
気象予報士の森田正光さんの声は動画で紹介されています。
声を失う方のために
声帯摘出手術などにより声を失う可能性のある方々には、無料でサービスを提供してくれます。
事前に自分の声を収録しておけば、声を失った後もスマホやPCから簡単な文字入力で自分の声のAI音声を利用できます。
使い方
アカウントを作成すると、すぐにテキスト読み上げを利用できます。
新規アカウント作成には、メールアドレス、名前、電話番号が必要です。
Googleアカウントで続行する場合、メールアドレスの入力は不要です。
声のデモはアカウントを作らなくても、聞くことができます。
早川尚吾さん
開発者・早川尚吾さんは、現役大学生。東京工業大学情報工学系に在学中。
2001年東京生まれ。
2020年、株式会社CoeFont(旧Yellston)創業。
孫正義育英財団、財団生。孫正義氏も驚きの若き起業家です。
まとめ
ザワつく!金曜日で紹介される【CoeFont】
自分の音声を再現。好きな文章をしゃべらせることができる技術。
すごいですね。
今回ちさ子さんが挑戦しましたが、決められた文章を読むのはちょっと大変そうでした。
様々な言葉の発音に対応できるよう、発声が難しい音声データが必要なのだそう。
SNSでの音声投稿や、YouTubeやWebサイトで使う音声、プレゼンテーションの発生音声など、色々な場面で使うことができます。
商用利用も可能(クレジットの表示は必須)。
手術で声をなくした方が利用されたのをニュースで見ましたが、話せなくなっても自分の声で会話ができるなんてすばらしいサービスだと思いました。
孫正義財団での活動をご取材いただきました@masason さんから「つんく♂さんのような方にも提供してあげればいいじゃないか」という、僕個人としてもぜひ実現したいアドバイスもいただきました。
声帯を摘出された方にも、もっと届けられるようにサービスを広げていきます。https://t.co/fklKAgHnoC— 早川 尚吾 CoeFont (@pigiipanku) February 8, 2022
CoeFontは、日テレ『世界一受けたい授業』日本のスゴイ技術ランキングにも入っています。
ザワつく金曜日はこちらもオススメです。
以上、ふう@FuuNikkiがお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございます。