2022年6月18日
世界一受けたい授業
睡眠の質を高めたい!内臓脂肪を減らしたい!
お悩み別!乳酸菌・ビフィズス菌の選び方を、研究歴40年の専門家・齋藤忠夫先生が解説してくれます。
世界一受けたい授業 乳酸菌・ビフィズス菌の選び方
腸内環境
乳酸菌は、1857年発見。植物や動物など自然界に広く存在。約400種類
ビフィズス菌は、1899年発見。母乳で育つ乳児の腸管から発見。約90種類。
どちらも、腸内細菌のグループの一つ。
腸内細菌は、1000種類以上、約60兆個、重さ1~2㎏もあります。
腸内フローラの割合は、
- 2割 善玉菌 乳酸菌・ビフィズス菌など
- 1割 悪玉菌 大腸菌・ウェルシュ菌など
- 7割 日和見菌 バクテロイデス・大腸菌(無毒株)連鎖球菌など
お悩み別、乳酸菌・ビフィズス菌の選び方
免疫機能維持「プラズマ乳酸菌」
乳酸菌 L.ラクティス プラズマは、健康な人の免疫機能維持に役立つ乳酸菌。
とるタイミングは、夕食後。
腸のゴールデンタイムは、起床から15~19時間後、腸の細胞が修復。
朝7時起きると、夜10時~深夜2時までがゴールデンタイム。
食べてから乳酸菌が腸に届くのに4時間かかるので、夕食後がオススメ。
整腸作用「ビフィズス菌 BB-12」
ビフィズス菌は整腸作用があります。
酢酸という悪玉菌をやっつけ、腸内のバランスを整えます。
酸に弱いビフィズス菌の中で、BB-12は酸に強く、腸まで届きやすいもの。
認知機能「ビフィズス菌MCC1274」
記憶力、空間認識力を維持。
認知機能を維持するのは、ビフィズス菌では初。
歯周病「L8020乳酸菌」
歯周病ケアに。口腔内環境を良好に保ちます。
2008年、歯周病・虫歯になったことのない子供の口から発見。
ヨーグルトやダブレットがあります。
美肌「ラブレ菌」
肌の潤いをサポート。
京都の漬物「すぐき漬け」から発見した乳酸菌。
腸内環境を改善、お通じ改善し、肌の潤いも守ります。
内蔵脂肪「ガセリ菌SP株」
食事と一緒の摂取すると、内臓脂肪を減らす効果が期待できます。
もともと人間の腸管から発見されたものなので、腸内で長くとどまります。
尿酸値「PA-3乳酸菌」
食後の尿酸値の上昇を抑制に。
プリン体を分解し尿酸値の上昇を抑えるので、通風予防に。
睡眠「ヤクルト1000」
乳酸菌シロタ株が、脳の交感神経の高まりを抑制。
ストレスをやわらげ、睡眠の質が向上。
高嶋ちさ子さんは、飲んで睡眠が良くなったそうですよ。
食べるタイミング&期間
目的で食べるタイミングが変わります。
- カルシウムをとるため=空腹時
- 乳酸菌・ビフィズス菌をとりたい=食後
- 睡眠をよくしたい=朝(夜までに睡眠ホルモン・メラトニン・セロトニンが生成)
ヨーグルトを食べる期間は2週間。腸の様子が良くなるか確認できるかが大事。
まとめ
世界一受けたい授業
お悩み別!乳酸菌・ビフィズス菌の選び方
菌を多くとるためには、脂肪の少ない食品と食べる方がよいそうです。
また、肌にいい、免疫にいいなど、違った種類のヨーグルトを同時に食べてもOK。
参考にしてください。
教えてくれた齋藤忠夫先生は、東北大学大学院農学研究科教授。農学博士。
ミルク科学、畜産食品科学、応用微生物学が専門です。
世界一受けたい授業では、以前、チーズの科学の授業に出演。
著書に「チーズの科学 ミルクの力、発酵・熟成の神秘」があります。
古今東西の有名講師が登場し「使える学問」を講義。目からウロコの授業を受けられる学校です。
見逃した方は、Huluで配信されていますので、ぜひチェックしてみてください。
よかったらこちらもどうぞ。
以上、ふう@FuuNikkiがお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございます。