2019年8月27日
日本では約4000種もの塩が売られています。
おすすめの塩として、スーパーでも手に入る3つの塩が紹介されました。
体の悩み別、賢い塩の使い分け。
肌・血管・腸に良い塩は?
肌に良い「にがり塩」
にがり塩は、肌にオススメの塩。
にがり塩は、塩の結晶を海水で溶かし、その海水を煮詰めて作られます。
海水を見つける過程で、にがりができます。
にがりは海のミネラルが凝縮して、肌の良いマグネシウムも豊富。
伯方の塩は、にがりを捨てずに美味しく作られています。
マグネシウムをとると、肌の水分量がアップするので、しわなどを防ぐ働きが期待できます。
日本の水は軟水でマグネシウムをとれないので、にがり塩を使うと良いでしょう。
にがり塩は、クセのないまろやかな味が特徴。
どんな調理にも合い、使いやすい塩です。
健康長寿な方は、調理の下味に使ったり、スイカやゆで卵にかけたりして使っています。
血管に良い「抹茶塩」
大量の汗をかくと血管内の水分が不足し、詰まりやすくなります。
その血管にいいのが、抹茶と塩をブレンドした抹茶塩。
動脈硬化、血管が気になる人にオススメ。
抹茶のカテキンには抗酸化作用があり、血管を守る働きが期待できます。
「抹茶塩とごま油の冷奴」がオススメレシピ。
ゴマ油に含まれるセサミンも、血管をよくする働きが期待できます。
豆腐に含まれる大豆サポニンは、血中のコレステロール値を下げると言われています。
腸に良い「藻塩」
便秘など腸に悩みがある人には、藻塩がオススメ。
海水のミネラルに、海藻の成分を合わせた塩。
かん水(塩分濃度を7倍にした海水)に、海藻エキスを抽出して作られます。
海藻(ホンダワラ)には、水溶性食物繊維が豊富。
水溶性食物繊維は、腸内細菌のエサになり、腸内の善玉菌を活性化。腸内環境改善が期待できます。
自然な甘みのある藻塩は、シンプルなレシピが一番。塩むすびがオススメ。
また藻塩の産地では、お刺身をわさび塩で食べています。
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