2019年9月17日
胃腸・免疫・血管を老けさせない、最強薬味ベスト5!
9月は夏に溜まった疲れを放っておくと体に定着し体が「老化」しやすい季節。
薬味で体を若返らせましょう。
薬味によって、健康効果が違います。
最強の食べ合わせと共に、まとめてお伝えします。
- 第5位 大根おろし(胃腸)
- 第4位 しょうが(免疫力)
- 第3位 にんにく(血管)
- 第2位 唐辛子(脂肪燃焼)
- 第1位 長ネギ(冷え性)
第5位 胃腸を老けさせない薬味 大根おろし
辛味成分イソチオシアネート
アブラナ科の野菜の辛味成分摂取で、死亡リスクが約14%減!
辛味成分のイソチオシアネートは、多く摂取する人は、少ない人よりも、死亡リスクが男性で14%、女性で11%減ることがわかりました。
唾液や胃液の分泌を促し、消化を促進。
強い殺菌作用で、胃腸のがん予防にも期待できます。
大根をおろした時に細胞が破壊されてできる成分なので、煮た大根ではとれません。
大根おろしの作り方
辛い大根がオススメ。汁まで、おろしたてをとることが大事。
同じ大根でも、辛味成分は下部は上部の数倍もあります。大根おろしは下の方を使いましょう。
おろし方は斜めではなく、繊維に対して垂直におろすと繊維がより壊れて、辛味成分が多く生まれます。
大根おろしの食べ方
1日大さじ1杯が目安。
最強の組み合わせは、大根おろし×納豆
納豆の納豆菌が善玉菌を増やし、大根おろしとのパワーで健康に!
第4位 免疫力を老けさせない薬味 しょうが
辛味成分 ショウガオール
生姜のジンゲロールは、免疫細胞を刺激し、免疫力を調整。また、強力な殺菌パワーで、ウイルスを撃退します。
生の生姜は解熱作用があり、体を冷やすこともあります。
加熱するとジンゲロールの一部がショウガオールという、体を温める成分に変わります。
ショウガオールをとると、血流がよくなり、体温が上昇。免疫細胞が活性化。
生姜の成分は汁に染み出るので、煮物より生姜焼きがオススメ。
チューブのしょうがは、生に比べ少ないが問題ないそうです。
生姜のすりおろし方
ジンゲロールは皮の近くに含まれるので、皮ごとするすりおろします。
よい組み合わせは、生姜×緑茶。
すりおろしたショウガを温かい緑茶に入れて、かき混ぜて飲みましょう。
緑茶のエピガロカテキンガレートが免疫力を調整。
生姜のジンゲロールとショウガオールも免疫力を調整します。
てんぷらもオススメ。
1日小さじ1杯が目安。
第3位 血管を老けさせない薬味 にんにく
におい成分 アリシン
アリシンは血管を広げ、汚れを取り除きます。
血圧低下、動脈硬化予防にうってつけ。食べる降圧剤とも言われます。
血管を老けさせないパワーは、ニンニクの細胞を壊すことで増加するので、細かく切ったり、叩いたり、すりおろしたりすると良いでしょう。
ニンニクの食べ方
血管を老けさせないためには、生で食べること。
加熱すると成分が変わり、アリシンが減少します。
トマトのにんにくドレッシング和え
よい組み合わせは、にんにく×トマト
トマトのリコピンは血管の酸化を防ぎます。
- ニンニクを細かく刻む
- 切ったトマトに1を入れる
- オリーブオイル、塩で味付け
第2位 脂肪燃焼パワーを老けさせない薬味 唐辛子
辛味成分 カプサイシン
カプサイシンが中性脂肪を分解・燃焼!
カプサイシンが脳に運ばれると、運動した時と同じようにアドレナリンを分泌させます。
運動しなくても、運動と同じように脂肪燃焼効果があります。
良い組み合わせは、大根おろし×唐辛子(もみじおろし)
大根おろしの消化酵素と、唐辛子のカプサイシンで、脂肪燃焼効果を抜群にします。
ただし、食べるすぎると胃腸が荒れたり、頭痛を起こすこともあるので注意。
1日、鷹の爪1本分、約1gが目安。
第1位 毛細血管を老けさせない薬味 長ネギ
白い部分に含まれるアリシンが血流を良くし、体を温めます。
緑の部分に含まれるβーカロテンが、血液を増やします。
白い部分、緑の部分、両方とりましょう。
冷え性改善に期待できます。
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