2018年12月19日放送。
職人技で、壊れた思い出の品をお直し。
お気に入りを復活、宝物お直しセンター。
服やカバンなどの皮製品のお直しは、今回もマジックミシンと系列店。
皮製品5大トラブル
ポシェット
20年前、義両親にもらった皮のポシェット。
持ち手が切れかけ、緋1本でつながった状態。
一度解体して、つなぎなおします。
皮切り包丁で皮をそぎ、皮と皮と貼り合わせます。つなぎ目もかからないくらい綺麗に。
擦り切れた底の部分も裏返して、目立たないよう復活させます。
お値段、25500円
財布
11年愛用、人生初のブランド財布。
表面の黒ずみを元に戻したい!
まず、液体を染み込ませて汚れを取り、スポンジの研磨剤で削ります。
元と同じ色を作って、ムラなく塗ります。
外との接触の少ない折り込み部分を見て、元の色を判断します。
均等に塗るために、刷毛は必ず回して塗ります。
塗って乾かしをひたすら繰り返して、キレイに復活させました。
お値段 7000円
ヒール
見た目、大きさ、形、理想なヒール。
表面の皮は擦れて、かかとが削れてしまっています。
ヒールの直しは、ヒートガンでノリを軟らかくして、中敷きをとります。
釘を外し、ビールブロックを外し、痛んだ皮を外します。
元の皮と同じものを張り合わせて、仕上げにワックスでつやだし。
表面の皮の削れは、顔料を配合して塗りなおし。
お値段、14572円
ブーツ
亡くなった母に唯一買ったもらったもの。
メーカーにも修理を依頼しても、断られてしまいました。
ブーツの内側の合皮が、湿気ではがれ、作り直すレベルの修理…。
2時間かけて合皮を切り出し、パーツごとにボロボロの生地をカットし型を作ります。
お直しは合皮でなく本革を使用。
各パーツを専用ミシンで縫い合わせ、内側に貼り込みます。
お直し 71000円
バッグ
使った初日に、中が真っ黒に焦げた新品バッグ。
ネズミ花火がバックの中で入ってしまったそうです…。
焦げた内袋を、縫い解いて解体。
内袋を擦れに強いシャンタン生地で作り直しました。
お値段、35000円
マジックミシン系列店
思い出の品が綺麗に復活しました。
今回お直ししてくれたのは、全国に展開する「マジックミシン」とその系列店。
本社工場の依頼品は1日100点以上。40人の職人がお直します。
直したい宝物がお家にあったら、一度相談してみては?
洋服のお直し
・Refare
靴・バッグ
・靴の修理と合鍵の店ミスタークラフトマン
・ECO CRAFT
よかったらこちらもどうぞ。
ヒルナンデス宝物お直しセンター!靴・財布・バッグ・服をマジックミシン系列で
コメント
やっと皮が足になじんできたのに、靴底と側面が剥がれてしまいました。修理に出そうとしたら、できないと言われてしまいました。どうしてももう一度履きたいので、張り替えをお願いしたいです。番組で取り上げてもらうためにはどうしたら良いですか?
武田 美代子様
見ていただいて、ありがとうございます。
ヒルナンデスのホームページ上で、宝物お直しセンターの応募を受け付けています。
こちらから応募してみて下さい。http://www.ntv.co.jp/hirunan/