2021年4月10日
世界一受けたい授業
男性にも知ってもらいたい女性特有の悩みと改善法
生理通・PMS・更年期障害など、女性の悩みが取り上げれました。
産婦人科医 高尾美穂先生の授業です。
世界一受けたい授業 女性特有の悩み
生理
女性のもとを月1度訪れる生理。
マンガ「生理ちゃん」で、生理が紹介されました。
生理通、貧血、強い眠気、むくみなど、様々な症状を与えます。
PMS=月経前症候群
生理3日から10日前に起こる、こころとからだの不調。
症状は200種類以上、人により症状が異なります。
心の不調…イライラ、倦怠感、涙が出る、無気力、集中できない
体の不調…肌荒れ、胸が張る、便秘、腹痛、むくみ
PMSを緩和させる食事のとり方
食事回数を増やし、分割して食べる
生理前は女性の血糖値が下がりやすいため。
間食は血糖値のアップダウンが少なそうな、玄米のおにぎりなどが良い。
生活習慣で改善
適度な睡眠、運動、リラックスした生活で改善。
症状を日記に書くことで、自分のあった対処法がわかるよになります。
周囲の人の接し方
過剰に干渉しない
ほったらかししない
さりげなく気を使いつつ、そっとしておく
言ってはいけない一言は、「生理前だからイライラするのはしょうがない」など、わかっているようなことを言うこと。
周囲の人への接し方
女性は男性に期待しすぎない。
働きぶりを低めに想定しておくと、予想以上だったら感謝できます。
また、お願いは具体的にすること。
おすすめのヨガ
朝晩3分程度のヨガで、PMSや生理痛を緩和。
息を吸いやすい姿勢、履きやすい姿勢をとることで、自律神経を整えます。
男性にも効果的。
合蹠(がっせき)のポーズ
PMSを緩和。
- 床に座り、足裏通しをあわせる
- 背筋を伸ばす
- 手を頭の後ろにおく
- 息を軽く吐いて、大きく吸いながら肘を外に広げる
- 目線を少し上にする
- 吐きながら肘通しを寄せながら、目線を内側に背中を丸める
- 3回1セット繰り返す
三日月のポーズ
生理通対策ヨガ
股関節周りの柔軟性が高まり、ケガも予防。
- 四つん這いの状態になり、両手を肩の真下に置く
- 左のつま先を立てる
- 右足のつま先を両手のあいだに踏み出す
- 左の膝を浮かせる
- 両手を右の膝に置く
- 体を起こす
- 息を吸いながら両手を上に伸ばす
- 10秒キープする
- 左右の足を入れ替えて行う 左右10秒1セット
更年期障害
閉経する50歳前後の女性に見られる症状。
ホルモンバランスの乱れで、体や心に不調が。
自律神経に乱れから、若い人にも見られます(プレ更年期)
男性の更年期障害があります。
女性の悩みで最近特に多いのは、メンタル不調に陥ったパートナーへの接し方。
話したいと思うまで待つこと。
過剰に干渉するとプライドを傷つけることがあるので、話しやすい環境を作ること。
まとめ
女性特有の症状は、男性にはよくわからないですよね。
女性には調子が悪い時があると知ったうえで、そっとしておくのが良いそうです。
PMSや生理痛にヨガがおすすめ。
超かんたんヨガ は先生の本です。