2018年10月27日放送。
シリーズ累計2500万部『ズッコケ三人組』
40年前に1作目が出版、2004年50作目で完結した児童書。
作者が語る世代を超えて愛される理由とは?
那須正幹先生の授業「子どもたちに伝えたいこと」。
紹介された本
ズッコケ結婚相談所
テーマは親の再婚。
モーちゃんは母子家庭。母親が再婚する時の話。
「再婚には反対しないが父さんとは呼べない」と、モーちゃんは母親に告げました。
子どもが親の再婚に意見などできない時代に、異例の話。
ズッコケ結婚相談所 それいけズッコケ三人組 (ズッコケ文庫)
うわさのズッコケ株式会社
テーマはお金儲け。
3人は株式会社を作って儲かったのに、「疲れた」という理由で会社を辞めました。
この本を読んで大人になってから、ベンチャー企業を立ち上げた人もいます。
ズッコケ㊙大作戦
転校生の美少女に恋した3人。
少女はスパイに追われているという嘘をついていましたが、実は父親の借金で追われています。
嘘をついてはいけないというようなお説教はなく、少女は嘘をつき通したまま夜逃げし、3人も嘘を受け入れます。
【中古】 ズッコケマル秘大作戦 ズッコケ文庫Z−3/那須正幹【著】 【中古】afb
ズッコケ3人組のシリーズは、当時の児童書で当たり前だった、お説教がありません。
1ページ目から最後まで、夢中で読むのが読書の喜びと先生はお話されていました。
ズッコケ脅威の大震災
1995年の阪神淡路大震災で被災した小学生と、3人組を被災させると約束し、この本を書きました。
被災し、厳しい避難所生活をする3人組の話です。
お説教を書かないシリーズの中で、唯一タメになる事を書いた本。
助け合うことの大切さを伝えました。
ズッコケ脅威の大震災 (ズッコケ文庫)
ズッコケ三人組
小学6年生の3人組が、色々な問題を解決します。
行動的でおっちょこちょいのハチベエ。
物知りで理屈っぽいハカセ。
のんびり屋で優しいモーちゃん。
私も昔読んでいました。今でも読まれているとはびっくり。
児童書の常識を破ったシリーズ。
3人組は優等生じゃないから、面白いのですよね。
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