2019年3月12日。
平成になった売り上げが伸びたミニ野菜。
豆苗はさやえんどうの赤ちゃんって、知っていましたか?
予防医学の権威・矢澤一良先生の、講座の内容をお伝えします。
・ミニ野菜ランキング
1位 骨を丈夫にするパワー約6倍 豆苗
2位 胃腸を元気にするパワー約4倍 芽キャベツ
3位 血管&肌を老けさせないパワー約2.5倍 ミニトマト
・花粉症抑制の可能性? ブロッコリースプラウト
1位 豆苗
ビタミンKが約6倍
健康長寿につながる最強ミニ野菜と紹介されました。
ビタミンKが、さやえんどうの約6倍。
100gあたり、さやえんどう47μg、豆苗280μg。
骨のためには、ビタミンK、カルシウム、タンパク質(コラーゲン)を一緒にとる事が大事。
ビタミンKは、カルシウムやタンパク質(コラーゲン)の吸収をアップさせ、骨の形成を促します。
1日の摂取目安は成人で150μg。
さやえんどうなら約300g、豆苗なら約70g。
オススメの食べ方
・サラダ 豆苗×チーズ(カルシウム)
・鶏鍋 豆苗×鶏肉(タンパク質)
他の栄養素
・βーカロテン豊富。100gあたり、さやえんどう560μg、豆苗。μg。
・抗酸化成分が豊富(豆苗の苦み成分)。老化の原因となる活性酸素を抑制。
2位 芽キャベツ
ビタミンACE(エース)が豊富
活性酸素を抑えるビタミンCが豊富。
100g中のビタミンCは、キャベツが41㎎、芽キャベツが160㎎。
ビタミンCの1日の摂取目安は100㎎。キャベツなら1/4個、芽キャベツなら5個。
胃の粘膜を保護するビタミンAは、約14倍。
胃腸の細胞膜の酸化を防止するビタミンEは、約6倍。
ビタミンA・C・Eがそろって、胃腸を守るパワーがアップ。
オススメの食べ方
「芽キャベツのシチュー」
タンパク質と一緒にとるのがオススメ。
芽キャベツのビタミン(抗酸化力)+肉と牛乳のタンパク質(胃の粘膜の材料)
3位 ミニトマト
リコピンが普通のトマトの約2.5倍!
100gあたり、トマトには約3㎎、ミニトマトには約8g。
リコピンには抗酸化パワーがあり、動脈硬化のリスクを減らす効果が期待できます。
紫外線を浴びることによってできるシワ・シミにも効果が。
ミニトマトのリコピンが多いのは、トマトよりも皮が厚いから。リコピンは皮に多いそうです。
オススメの食べ方
「ミニトマトのだご汁」
1、ミニトマトをすりおろし、小麦粉と練る。
2、野菜を入れた鍋に、1の団子を入れる
3、半分に切ったミニトマトも入れる。
ミニトマトは温めると細胞が壊れるので、リコピンの吸収率アップ!
「ミニトマトのお粥」もオススメ。
熱を加えてリコピンの吸収率がアップし、食物繊維がお米の糖質吸収抑制に。
ブロッコリースプラウト
花粉症対策に期待されるスルフォラファンが含まれます。
ブロッコリーに育つと、ほとんど含まれません。
花粉症は、花粉を外に出そうとするヒスタミンが刺激となり炎症になり、かゆみや鼻水の原因になります。
スルフォラファンは、間接的にヒスタミンの放出を抑えます。
よく買うミニ野菜ランキング
1位 ミニトマト
2位 カイワレ大根
3位 豆苗
4位 ブロッコリースプラウト
5位 ヤングコーン
6位 ラデッシュ
7位 芽キャベツ
8位 ミニキャロット
9位 ペコロス(ミニ玉ねぎ)
10位 プッチィーニ(ミニかぼちゃ)
よかったらこちらもどうぞ。