2019年6月18日。
コーヒーVS緑茶!
夏に危険な5代病気&症状【脳卒中・夏太り・肌ダメージ・夏かぜ・熱中症】
コーヒーと緑茶のどちらがいいのか?
飲むタイミングは?
講座の内容をお伝えします。
脳卒中にはコーヒー
毎日1杯コーヒーを飲めば、脳卒中のリスクが約20%減。
(緑茶は1日4杯以上で、脳卒中リスクが20%減)
汗をかくと水分が減り血流が悪くなり、脳卒中のリスクが増えます。
コーヒーのカフェインが、血管を拡げ血流を良くします。
血液中の脂質などの代謝を促進し、血管が詰まるのを防ぎます。
ただし1度に多くのカフェインをとると、血管を収縮させる作用があります。
心疾患、脳血管疾患の死亡リスクを下げるのは、1日3~4杯がベスト。
5杯以上は飲み過ぎです。
飲むタイミングは食前。
食前にコーヒーを飲むと、糖の吸収を抑えます。
食事に含まれる糖や脂質は、胃や腸から血管に吸収。
量が多すぎると、血糖値を上昇させ、血管にダメージを与えます。
カフェインは、胃や腸で糖質や脂質が吸収されるのを防ぎます。
夏太りにはコーヒー
1日3杯で脂肪燃焼量が約2倍になるのは、コーヒー。
コーヒーに含まれるクロロゲン酸が、糖質の吸収を抑え、脂質の代謝を促進します。
またカフェインが、リパーゼ(脂肪分解酵素)を活発にします。
そのWの効果で、より痩せやすい!
運動前に飲むと効果的。
飲んだ後30分後から効き始めて、3時間後にピーク。
肌のダメージには緑茶
緑茶を飲めば、紫外線のダメージが約25%減る(ドイツの研究)。
シミ・しわの原因の一つは紫外線による活性酸素。
緑茶のカテキンが活性酸素を除去。
カテキンはポリフェノールの一つ。紫外線から身を守る成分です。
緑茶にはビタミンCも含まれます。緑茶3杯=レモン約1個分。
飲むタイミングは、外出前。
夏かぜ予防には緑茶
夏は、熱い外と寒い室内の寒暖差で、免疫力が低下します。
緑茶のカテキンが、ウイルスに付着。粘膜への付着を防ぎます。
緑茶は通常70~80℃で淹れますが、水出しがおすすめ。
免疫細胞を活性化するには冷たい水で。量は500㏄でOK。
コーヒーのカフェインは気管支を広げる作用があるので、咳止めの効果があります。
熱中症には緑茶
カテキンを飲めば、体温の上昇が抑えられるという最新研究が発表されました。
でも1番良いのは麦茶。
麦茶は利尿作用があるカフェインがなく、ミネラル豊富。
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