2018年10月29日放送「名医のTHE太鼓判」
50代必見! ケルセチンを増やす調理法
タマネギの効果で、50代から急増する「血管事故」と呼ばれる病気が予防できると紹介されました。
年齢と共にしなやかさを失い硬くなっていく血管。
この血管の「しなやかさ」の指標となる血管年齢を、玉ねぎで若返らせましょう。
玉ねぎのケルセチンをとろう
ケルセチンとは?
玉ねぎに含まれるケルセチンは、血管の老化予防・血管がしなやかになり若返りが期待できます。
活性酸素は体内に侵入したウイルスなどと戦い、体を守ります。
しかし、生活習慣の悪化で発生し過ぎると、血管を硬くしてしまいます。
ケルセチンはその活性酸素を減らします。
玉ねぎは天日干しする
ケルセチンは、紫外線を当てると増えます。
タマネギの皮をむいて、日の当たる窓際などで1週間置きましょう。
白い色が緑色になるのが、ケルセチンが増えた証です。
玉ねぎは直角に切る
玉ねぎは繊維に直角に切ります。
繊維に直角に切ると、繊維が壊れ、玉ねぎの辛み成分が多く出ます。
玉ねぎは空気に触れさせる
辛みのもと硫化アリルは空気に触れると、血液サラサラ成分アリシンに変化します。
玉ねぎをスライスしたら、すぐに食べず、空気に触れさせます。
玉ねぎ調理法
玉ねぎの味噌汁+チーズ
チーズに含まれるLTP(ラクトトリペプチド)が、血管をしなやかに開いて、血圧を下げます。
ケルセチンは脂に溶けやすい性質なので、チーズの脂で吸収率アップ。
玉ねぎ+お酢の最強ダレ
麺つゆ+三杯酢+玉ねぎのみじん切りを混ぜるだけ。
玉ねぎもお酢も、両方血管にいい!
お酢の酢酸は血管を広げます。
まとめ
- 玉ねぎは、1週間天日干しする。
- 玉ねぎは、繊維に直角に切る。
- 玉ねぎは、切ってから空気に触れさせる。
玉ねぎを毎日食べる農家さんは、みなさん血管年齢が若かったですね。
1日中玉1個(200g)のタマネギを2週間食べて、クロちゃんの血管年齢も若返りました。
炒めるよりも、スープに入れた方が、ケルセチンはよくとれるそうですよ。
食べてみました
玉ねぎのケルセチンがで、血管若返り!
おすすめの食べ方で、玉ねぎを食べてみました。
まず、チーズ入り玉ねぎのみそ汁。
玉ねぎは繊維に直角に切ります。
いつも通り味噌汁を作って、最後にピザ用チーズを入れました。
こってりした感じになって、いつものみそ汁が変化します。チーズと玉ねぎ、合いますね。
次に、万能ダレ。
まず玉ねぎはみじん切り。しばらくそのまま置きます。
みじん切りの玉ねぎに、麺つゆと寿司酢を合わせます。
紹介されていたのは、麺つゆ+三杯酢ですが、三杯酢がないので代わりに寿司酢を使いました。
今日は、蒸し炒めにしたナスにかけて食べました。
冷奴にもかけてみました。
玉ねぎがシャキシャキで、そのままでも美味しいです。
揚げ物に合わせても、さっぱりしていいですね。色々な料理に合いそうです。
また玉ねぎは天日干しするといいというので、これから一週間、日の当たる窓辺に玉ねぎをおいてみます。
玉ねぎの健康効果は、ココでも紹介されています。
ソレダメ、超悪玉コレステロール撃退法(玉ねぎ)&高血圧予防法(味噌)で血管若返り
林修の今でしょ講座、玉ねぎは血管にいい!酢玉ねぎレシピ&栄養を逃さない食べ方
「その調理、9割の栄養捨ててます!」はココでも紹介されています。