2019年5月7日。
じゃがいもで寿命100歳⁉
健康寿命を延ばす食べ方が分かる「じゃがいもテスト」を開催。
健康長寿の方が5月によく食べる野菜はじゃがいも。
フライドポテト、コロッケ、肉じゃがなど日本人の食卓に欠かせないじゃがいもをテーマにした特別講座です。
じゃがいもの持つスゴい健康パワー&正しい調理法をお伝えします。
じゃがいもテスト
ビタミンCは何を守る?
100gあたりのビタミンC含有量は、レモン100㎎、みかん32㎎、じゃがいも28㎎。
じゃがいものビタミンCは、血管を守ります。血管の中の活性酸素を撃退。
ジャガイモ収穫量全国3位の長崎県で、農家の方の血管年齢を測定。みなさん血管年齢が若かったです。
「じゃがいもとベーコンとほうれん草のソテー」は、じゃがいもとほうれん草の風味がマッチ。
ビタミンCの性質
一般には、ビタミンCは熱に弱い栄養素。
しかし、じゃがいものビタミンCは、加熱しても損なわれにくいです。
デンプンがビタミンCを守るためです。
栄養たっぷりの料理は?
料理によって、ビタミンCがとれる量が変わります。
じゃがいもを茹でると、ビタミンCが茹で汁に溶けだしてしまいます。
茹で汁と一緒に食べる料理が、ビタミンCを多くとれます。
料理のポイントは、大きめに切る事。カレーを作るなら、大きいじゃがいもで。
ビタミンCを効率よくとれる調理法は?
皮ごと茹でるか、洗わずに茹でる、切ってから茹でる、どれが1番いいか?
栄養を逃さないためには、皮ごと茹でること。
・じゃがいもの皮が、ビタミンCの流出を防ぐ。
・皮や皮の近くは、ビタミンや食物繊維が豊富。
1番よい加熱方法は電子レンジ。加熱時間が短いので、1番ビタミンCが残ります。
電子レンジ調理した「じゃがバター」がオススメ。
じゃがいもは脂質が少ないので、バターを乗せると栄養バランスアップ。
新じゃがが優れているところは?
普通のじゃがいもよりも、ビタミンCが豊富。
100gあたりのビタミンCは、じゃがいも28㎎、新じゃが約50~60㎎。
ビタミンCは収穫後に減っていくので、とれたての新じゃががビタミンMAX。
じゃがいもの皮を食べると増えるのは?
肌の良いコラーゲンが増える可能性があります。
昨年発表の最新研究(東京工科大学とカルビー株式会社の研究)で判明。
まだ研究段階ですが、コラーゲンが増えるのは嬉しいですね。
まとめ
じゃがいもは加熱してもビタミンCが残りやすい。
ビタミンCは茹でると水に溶けるので、カレーなど鍋で調理する調理がオススメ。
ポテトチップスは短時間で揚げるので、結構ビタミンCが残っているそうですよ。
また、じゃがいもで太るイメージは誤解。
100gあたりのエネルギーは、じゃがいも81~85㎉。白米は168㎉。
米の半分くらいのエネルギーで、満腹感をえやすい食材なのですって。
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